ふらつき症候群を発症されたハリネズミちゃんのほとんどが、回し車を使われていたというのが当店の調査でわかってきました。


今回は回し車の使用の有無についての私見を書いていきたいと思います。



自然界に生息するハリネズミちゃんは、当然回し車を使用しておりません。


ペットとして飼育していく中で、ケージという大きさの制限がある中、最大限の運動ができる道具として使用されるのが回し車になります。


ケージが大きくなればなるほど運動できるスペースが広くなるため、回し車を設置しなくてもよい反面、空間が広くなることで温度管理が難しくなります。


ケージが小さければ運動できるスペースが少ないため、どうしても回し車の設置をと考えるかと思います。


当店では、床面積が60cm×30cm以上あれば回し車を設置しなくても、ほとんどのハリネズミちゃんがケージ内を走り回るということがわかりました。


回し車のメリットは狭い空間でも運動できるスペースが出来るということ。反対にデメリットは回し車を乗ることで背骨が反った状態で走ることになり、脊椎に負担がかかり最悪神経が痛むということになると考えられます。おそらく、これらが原因でヘルニアやふらつき症候群が発症するものだと当店では考えております。


回し車を使わなくても良いのであれば使わない方が良いというのが当店の見解になります。


ただ、平面を走っているハリネズミちゃんでもふらつき症候群になる確率は0ではないと思われることから、当店では

ハリセレブプラスあしもとしっかり(現在欠品中で、9月上旬には完成するかと思います。ご迷惑をおかけして大変申し訳ございません。)

を与え、必要な栄養素を摂取するのが良いと考えております。


一度ふらつき症候群を発症すると完治が難しいとされているのが現在の医療ですので、今できることをすることが大切であると考えています。


発症する前に、しっかりと必要な栄養素を摂取することが大切であると考えています。また、発症してからでもしっかりと栄養素を摂取するのが良いのではないかと考えています。


すべての生き物たちが、健康に過ごせますように