猫ちゃんの腎臓疾患はよく知られていますが、ハリネズミちゃんでも腎臓疾患はあります。


しかも、ハリネズミちゃんの腎臓疾患はその症状が見られた時はすでに末期の状態であることが多く、命の危険性がかなり高い病気の一つとなります。


この状態で動物病院に駆け込んだ場合

①視診、触診、レントゲン、血液検査など

②検査結果が出るまで日数がかかる

③とりあえずステロイド剤で様子をみる

などの過程を踏むかと思います。


しかし、大体の場合、血液検査の結果が出る前に命を落とす可能性が非常に高いというのが当店のアフターケアからわかったことになります。


そうならないためにも日常的に何が出来るのかを書いていきたいと思います。


あくまで、当店のアフターケアや経験からわかったことを書きますので、ご理解いただけたらと思います。



肝心(腎)要という言葉は、肝臓と心臓、あるいは肝臓と腎臓は、人体にとってきわめて重要な部位であることから、「特に大切なこと」をこのように言うと(大辞林第3版)に書かれています。


これは、医学的に見て重要であることを意味しています。


腎臓の働きは、尿を作り血液中の老廃物や不要物が余分な水分として排出したり、体内環境を一定のバランスに保ったり、血圧の調整、血液(赤血球)を作る働きを助けたり、ビタミンDの活性化(カルシウムの吸収を促進)したりします。


肝臓の主な働きは、体に必要なタンパク質の合成・栄養の貯蔵、有害物質の解毒・分解、食べ物の消化に必要な胆汁の合成・分泌になります。


肝臓と腎臓は互いに関わり、肝臓の働きが悪くなると全身の血液の流れが悪くなり、腎臓に入る血液の流れが悪くからます。先にも述べたように腎臓は血液を濾過して、体に不要なものを血液中から取り出し尿として排出しますが、これがうまく機能しなくなっていきます。


腎臓に入る血液の流れが悪くなると、腎臓は尿を作る量を減らそうとします。


ハリネズミちゃんの場合、尿の色が濃くなったり、臭いがキツくなったりすると、肝臓や腎臓の働きが低下していると推測されます。また、当店の経験からは、ハリネズミちゃんが脱力してぐったりするようになったときも腎臓や肝臓の働きが低下していると推測しています。


これはおそらく体内で作られた猛毒であるアンモニアが無毒である尿素にうまく変換できないことで、体内にアンモニアが残っているのだと考えています。


また、アンモニアは筋肉中に溶け出すことで体に力が入らなくなったものだと考えています。


肝臓の病気としては、肝炎、肝脂肪(肝リピドーシス)、肝腫瘍などがあります。肝炎はウイルス感染や細菌感染により起こるのだと考えています。肝脂肪は消費カロリーより摂取カロリーの方が多い場合に起こると考えています。肝腫瘍はハリネズミちゃんの場合それほど多い病気ではありませんがないわけではありません。


肝臓が悪くなると腎臓の働きも悪くなる

そして、腎臓の働きが悪くなると肝臓の働きも悪くなる


そこで、肝臓や腎臓を健康に維持できるような栄養素を考えて開発したサプリメントが

ハリセレブプラス肝腎かなめ

になります。


肝臓は沈黙の臓器と言われるほど、目立った症状が見られないのが特徴です。そして、症状が目立った時には末期症状であることが多いことから、健康と思われる時から、しっかりとしたケアが必要であると当店では考えました。


良質な食事は最良の治療薬と考え、体に良い栄養素を天然由来成分で摂取できるようなサプリメントを考えてきました。


今は健康に見える

けれども、未来はどうなのか?


沈黙の臓器と言われる肝臓に関しては、若いうちから注意しておいても良いかと思います。


すべての動物たちが健康に過ごせますように。