子どもたちが夏休みに入り、ご家族さまでご旅行の計画を立てられている方もいらっしゃるかと思います。
その際、ハリネズミちゃんを預かってくれるペットホテルや動物病院を探さなくてはいけません。
でも、それだけでは…
今回はペットホテルなどに預ける場合の注意点を書いていきたいと思います。
特に命の危険に関わることもありますので、一度ご覧頂けたらと思います。
ハリネズミちゃんを預かってくれるペットホテルは少ないかと思います。
当店でもペットホテルを営業許可を取っておりますが、現在は一身上の都合により中断しております。
ハリネズミちゃんを預かって頂く場所がどのようなところかによっても注意すべきことが変わってきます。
①ハリネズミちゃんも可能なペットホテル
ハリネズミちゃんも可能と謳っているペットホテルでは、少なくともハリネズミちゃんの飼育方法や温度管理を理解されているところが多いかと思います。その反面、ただ預かるだけになってしまいますので、環境の変化などで体調を崩す場合があります。
②動物病院
実は、この動物病院にハリネズミちゃんを預けることがとても注意が必要になります。
動物病院は獣医さんがいてるから、何かあってもすぐに診て頂けるから安心と思われている方もいらっしゃるかと思います。そこが意外と盲点になることがあります。
動物病院では、犬猫を預かられることが多いため温度管理が約25℃となっているところが多いようです。ハリネズミちゃんも犬猫たちと同じ場所での預かりとなっています。
夜間はハリネズミちゃんにとって活動する時間帯になるのですが、温度が低いと活動が出来ず、内臓まで温まることが出来ずに低体温症になることがあります。また、獣医さんも在勤されていない時間帯になるため体調の変化に気づくのは翌朝になります。
日中は基本丸まって寝ているハリネズミちゃんですので、健康チェックも入念にまでは行われることは少ないです。夕方までにハリネズミちゃんをお迎えに行かれてその時のハリネズミちゃんの様子を確認しても特に普段と変化がないように感じます。
そして、帰ってきた日の夜にごはんを食べない、小屋から出てこないなど、いつもと違う様子に気付いて、やっとおかしいかもと気付きます。
動物病院でお預かりをして頂くときは、必ず何度で温度管理をされているのかを事前にお聞きし、必要であればペットヒーターを持参するのが良いかと思います。
当店のお客様でも何件もこの温度管理のことで体調を崩したハリネズミちゃんがいております。
③友人や身内に預かってもらう
この場合は、ハリネズミちゃんが普段過ごされているケージをお渡ししてのお預かりになるかと思いますので、変化するのは温度や湿度、照度ぐらいになるかと思います。飼育の仕方などをメモに書き、お願いされると良いかと思います。
いずれにせよ、ハリネズミちゃんを預けるということは
① 環境の変化がある
② 温度湿度の変化がある
③ 移動によるストレスがある
④ ①②③のストレスにより体調を崩す可能性がある
ことを覚えておいて頂けたらと思います。
当店では、お預けの際に気をつけるストレスに対するサプリメント
をご用意しております。
移動や環境が変わる時には、是非ハリネズミちゃんや他の哺乳小動物(犬、猫、フェレット、チンチラ、デグー、モルモット、ハムスター、うさぎなど)に与えて頂けたらと思います。