「メリーに首ったけ」のファレリー兄弟が、シャムの双生児をテーマにコメディ映画を撮った。こう聞くと、「障害者を笑いものにするなんて」と眉をひそめてしまいませんか?
少なくとも私はそう思いました。
しかしそれは大間違い、この映画はハンディを真正面から笑って乗り越える傑作人間ドラマなのです。
引っ込み思案なボブ(マット・デイモン)と俳優志望で活発なウォルト(グレックギニア)は文字通りくっついている結合双生児。二人は田舎町でハンバーガーショップを経営していた。ある日,兄のウォルトが映画俳優になるためにハリウッド行きを決断する。弟のボブは反対するのだが・・・。
すでにスターでありながらもこんな難しい役を引き受けてしまうマット・デイモンにかなりの好印象を抱きました。先日、「ボーンスプレマシー」でピリっとした彼をみているだけに、その落差にルックスだけではない彼の演技力を感じました。
誰もが敬遠してしまいそうなテーマにわざわざ挑戦したファレリー兄弟の勇気に☆一個プラスです。
そしてこんなに商業的に難しい映画を配給してくれたARTPORTさん、いい映画をありがとうございます。
ふたりはふたりでひとり、ふたりでいることで強くなれるというメッセージが胸にぐっときました。
東京では終わってしまって名古屋でも小牧コロナだけの上映ですが、是非とも劇場へ!
人柱的ブログ「パッチギ!」に続いて今年二本目の四星映画です。
小牧コロナ
<今日の映画ブログランキング第7位 黄泉比良坂を転がる勢いでランクダウンの人柱的ブログに明日はあるのか!>