
タイトル: ネバーランド
どこまでも優しく美しい物語でしたね。演出も控えめで、いわゆる泣かせる演出が過剰でなかったのも好印象でした。イギリスの上流階級が舞台のお話ですが、映画自体も上流階級テイストが漂う作品に仕上がっています。また、ハリウッド映画にもかかわらず、全編に渡って丁寧なクィーンズイングリッシュが使われているのにも感心しました。クィーンズイングリッシュの上品な発音と言い回しが、この物語の質感を高めています。
話の中に大きな事件やどんでん返しのようなショッキングなものがなく、しっとりとした展開なのもいいですね。子供達を見つめるバリの優しい視線が、静かな感動をもたらしてくれます。
主演のジョニー・ディップは、今までの映画の中でもっとも彼らしくない役柄を見事にこなしていました。奇をてらった役柄が多い彼ですが、一流はなにをやらせても一流ですね。でも、「シークレット・ウィンドウ」や「パイレーツ・カリビアン」のような癖のある役柄が一番彼に似合っていますが・・・。
想像力の扉を開けは、人はどこへだって行ける。
殺伐とした映画が多い世の中ですが、たまにはこういう映画もいいじゃないですか。
追記:私は英語に詳しくないのでよくわからなかったのですが(英語の勉強は学生時代から映画の中だけ)、この映画の会話はスコティッシュアクセントであるという記事がたくさんありました。クィーンズイングリッシュではないのでしょうか。それともクィーンズイングリッシュの中のスコティッシュアクセントなのでしょうか。誰か詳しい方がおられたらご教授願えませんでしょうか?
さらに追記:クィーンズイングリッシュとスコティッシュアクセントについてnoriさんからコメントをいただきました。私と同様の疑問を持たれた方は、コメントもご覧ください。
noriさん、ありがとうございました。
<ブログランキングの映画ジャンル第8位 順調にランキング推移しているようです。ふぅ~落ち着く・・・>