CIAの特殊部隊で暗殺を繰り返す日々に人生を見失ってしまったクリーシー(デンゼル・ワシントン)。酒におぼれ身を持ち崩した彼のもとにボディガードの仕事が訪れる。ピタ(ダコタ・ファニング)という9歳の少女を誘拐から守る仕事だ。
クリーシーはピタのボディガードをするうちに、次第と自分を取り戻していくのだった。しかしそんなささやかな幸せは続かなかった。ピタが誘拐されてしまったのだ。クリーシーは自分を取り戻させてくれたピタへの贖いとして、復讐を開始する。

監督はトニー・スコット、「トップガン」の大ヒットで一躍注目を浴びた監督で、代表作に若きタランティーノの脚本を映画化した「トゥルーロマンス」などの作品がある。

なんといって恐るべき愛くるしさのダイコタ・ファニングには頭が下がります。この子の前なら、どんなに傷ついた人間でも癒されるのではないでしょうか。あまりに存在感がありすぎて、彼女が誘拐されたら私のテンションまでさがってしまいました。
それなので、復讐を開始するディンゼル・ワシントンの姿には感情移入できました。しかしいくらなんでもやりすぎ!と引いてしまうぐらい苛烈な復讐劇でした。

俳優陣もストーリーもよかったのですが、演出に若干の難ありといったところでしょうか。何度も挿入されるカットバックやフラッシュバックが映画の進行を邪魔しています。せっかく骨太なストーリーがあるのだから、そんな演出はいらなかったのではないでしょうか。また異常なほど陰惨な暴力シーンや、ドキュメンタリータッチの映像も疑問です。2人のドラマを中心にしたエンターテイメントにすればもっとよかったのではないかと思います。
エンターテイメントの申し子とも言われる(私が言ってる)トニー・スコット監督とは思えない演出でかなり面食らいました。何か心情の変化でもあったのでしょうか。私はいままでのトニーでいてほしいと思いました。

注意:過剰と思われる暴力表現がありますので、観に行かれる方は気をつけてください。ダコタ・ファニングちゃんには見せられない映画ですね。





タイトル: I am Sam : アイ・アム・サム












タイトル: アップタウン・ガールズ 特別編









天才子役ダコタ・ファニングの愛くるしさを知らない方はこの2本を是非。こんな子供が欲しい、と誰しもが思うほどの完璧ぶりです。






タイトル: トゥルー・ロマンス

タランティーノが「レザボア・ドックス」の制作費を稼ぐために売った脚本をトニースコットが映画化。これが大正解で、タランティーノの才能が濃縮された脚本をトニー・スコットが熟年の技で見事に映像化している。私のオススメ度は☆☆☆☆☆なのでいつかは命がけ紹介したいと思います。


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