こんにちは。
中学校ではそろそろ三者懇談の時期になりましたね。
 
本日は受験間際の中学3年生に向けてのアドバイスとなります。
 

今回の面談では、おそらく私立高校の受験先を決めることがメインとなりますが、先生との面談に納得がいかないケースもあるのではないでしょうか?

先生といっても、ベテランの先生から新米の先生。熱意のある先生からいまいち頼りない先生まで様々です。
 
学校でのアドバイスがすべてみたいに思える時もありますが、そんなときには、現在お通いの塾などにセカンドオピニオンを求めるのもありだと思います。
 
学校とはまた違う視点でアドバイスをもらえるので、あきらめるしかないと思っていた進路が、かなうかもしれませんよ?

相談は個別具体的にアドバイスは変わるのですが、当塾では、どのような点に注意をしてアドバイスをするかを本日はお伝えいたしますね。
 
高校受験生の進路を決めるポイントは主に3つです。
 
1.学校に合格できるレベルに達しているか?
 
何より大事なのは合格できる実力があるかどうかです。
 
私立の高校であれば、実力テストの点数や内申点など、その高校に出願するためのおおよその目安があります。
 
学校の先生は進路指導の際には、その基準を参考に出願するべきかどうかを判断して、アドバイスしてくれます。
 

基本、このラインについてはほぼ間違いはないのですが、どうしてもその高校に行きたい。と、いう熱意があれば、これからめちゃくちゃ勉強をして当日で良い点数を取れば良いだけです。
 
また、学校のテストは悪くても過去の五ツ木模試や進研V模試の点数が良ければ、可能性があるかどうかは塾の先生には判断することが可能です。

学校では志望先を変えるように言われた場合でも、一度塾に相談してみてください。
 
私個人のケースですが、学校では無理と言われたケースでも、何度か逆転合格をさせたケースもあります。
 
 
2.その生徒の校風や通学時間に合っているか
 
日本では偏差値至上主義といわれていますが、私は何よりその生徒にあった校風や場所を選ぶことが大事だと思っています。
 
例えばその生徒の偏差値が50で、50ちょうどの学校を選んだとしても、学校の雰囲気が合わなかったり、通学に1時間もかかるようでは、私は微妙だな。と、思っています。
 
たとえ、偏差値が46の高校になってしまったとしても、近くて、自分の雰囲気に合う学校のほうが良いのではないのでしょうか?

また、偏差値50の高校にギリギリで入ってしまうと、入学した後に苦労するケースもあります。生徒の性格にもよりますが、生徒の中で上位でゆったりと自分のペースで勉強したほうが良い生徒には、あまり無理しないほうが良いケースも存在します。
 
逆に、ゆるい校風だとやる気が出ない生徒は、自分を追い込むようなところに、あえて進学するのもありだと思います。
 
学校の先生がお勧めしてくれた学校は、上記のような理由もあると思うので、偏差値だけで判断せずに、どうしてそこを勧めるのかしっかりと聞いてみてください。
 
実際に3年間通う学校ですから、偏差値以外に大切なものをたくさんあると思いますよ!!
 
3.自分の最終目標に合う学校か
一番何より大事なのは、この点です。
 
最近は、大学進学を念頭に高校を選んでいる生徒さんも多いと思いますが、偏差値が良い高校に行くこと=大学合格に成功する。と、いうわけではありません。
 
あえて自分のランクよりひとつ下げて、そこでTOPを取り指定校推薦を取る。などのほうが、「大学進学」という面だけで見れば合理的です。
 
また、最近では系列大学の付属校の人気が高いですが、「大学進学だけ」を考えるのであれば、そのような高校に専願で出願するのも合理的でしょう。
 
大学受験を一般でするとなると、高校3年生の塾・予備校代は、50~70万円。大学受験料だけでも20~30万円は覚悟しなくてはいけません。

日本の教育費って、本当に高いですね・・・。

当塾に在籍していても、在籍していなくても、ご相談については、打算なく、誠実にご対応いたしますので、何か迷ってることがありましたら遠慮なくご相談ください。

たったひとつの選択ですが、この選択は一生を左右するほどの大きな大きな問題となります。

私の意見が違うと感じたら、聞き流していただいても構わないので、ぜひ気軽にご相談くださいね。

皆様の受験がうまくいくことを祈っています。
 
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