「路傍のフジイ」
★★★★★

とてもポップ
自分だけが思ってたり、感じていたことが、登場人物の中の関わりの中でたくさん出てくる。
きっと読んだ人はみんな多かれ少なかれそう感じるのだと思う。
つまりとてもポップな作品だと思います。


まだ誰の眼中にもない真ヒーロー、フジイ! 職場では空気みたいな存在感の独身男性。 なのに、その生き方は破格の格好良さ! コスパとかマウントとか承認欲求とか、そういうものの為に戦ってる人生が なんだかどうでもよくなってくる…我々の価値観の外側で生きる男がここにいる! 前作『リボーンの棋士』で才能を炸裂させた鍋倉夫氏が新たに生み出した 令和のニューヒーロー「フジイ」が、 みんなが囚われている「幸せ」の概念ごと、爽快にぶち壊してゆく!(提供:読書のお時間です)