七尾城から観光バスで10分程度移動した所に在ります
◆七尾城址資料館と懐古館
七尾城址資料館と懐古館は、日本百名城の一つである七尾城跡の登り口に隣接して位置し、中世から近世にかけての七尾の歴史と文化を伝えています。
七尾城址資料館
テーマ: 能登の守護大名であった畠山氏と七尾城の歴史
展示内容: 七尾城主畠山氏にまつわる武具、書簡、城跡や城下から出土した天目茶碗や水晶製五輪塔などの貴重な資料を展示。七尾城の規模を伝えるCG映像も上映されています。
その他: 正面入口軒先に日本100名城スタンプが設置されており、休館日も利用可能です。敷地内に「日本一小さな茶室」もあります。
懐古館 (旧飯田家住宅)
特徴: 幕末に加賀藩の肝煎(庄屋)を務めた飯田家の旧宅。国登録有形文化財に指定されています。
建築: 入母屋造りの茅葺き屋根と、太い松やケヤキの梁・柱が特徴的な、能登の旧家典型の豪壮な建物です。
展示・庭園: 飯田家に伝わる古伊万里焼、家具、調度品などの生活用品や古美術品を展示。約500坪の庭園には40種類以上の苔が生育しており、苔植物園としても知られています。
両館は隣接しており、七尾城の歴史的背景と、それを見守ってきた近世の庄屋の暮らしという異なる視点から、七尾の深い歴史に触れることができます。











