路地裏のえべっさん 北新地 蜆楽通り | 関西おいしいもの食べ歩き

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「北新地で評判のランチめぐり」で通り抜けてる蜆楽通りにある小さなえべっさん
路地には提灯が沢山ぶら下がってるので夜はインスタ映え間違い無しです
北の新地ならでわの「えべっさん」
縁起が良くて親しみの湧く通りです
新地をウロチョロするときのショートカットにも便利ですよ
曾根崎恵美寿×蜆楽通りより抜粋
◆蜆楽通り
華やかな花街の賑わいを見せていた「蜆川」ですが、明治四十二年の「北の大火」と呼ばれる大火事により、蜆川は焼け跡の瓦礫捨場となりました。その後大正十三年には全てが埋め尽くされ、残念ながら蜆川はその姿を消す事となります。当時の面影を残すこの小道は、南の蜆川に架かる「曾根崎橋」と永楽町を結ぶ「蜆楽通り」(けんらくどおり)として広く知られ、キタのえべっさん「曾根崎恵美寿」が奉られています。情緒あるこの小道は、今では北新地の新たな名所として多くの人に親しまれ、夜の賑わいを見せています。

曾根崎恵美寿
恵美寿神は海から蜆川を上がっておいでになり、この地に「商売繁盛」の福をもたらすとされています。鯛と徳利を持ち笑顔で川の水から上がっておられるお姿から「水あげえびす」、さらに橋へと上がりこの地へ来られるお姿から、運気を上げる「上がりえびす」とも呼ばれています。またそのお酒を担がれるお姿から「肝臓が良好で美味しくお酒が頂けます様に」とお参りされる方が多くいらっしゃいます。

女性の美と幸せを願う
このえびす様の “ 恵美寿 ”は、“ 美しい寿を恵 ” と書き「北新地で働く女性がいつまでも美しく幸せであってほしい」との願いが込められています。さらには水商売の言葉で、素敵な人と出会ったり、寿退社することを「水あげ」と呼び、えびす様が “ 水から上がる ”すなわち “ 水商売から上がれる ” と言われ、「無事に水あげが出来ます様に」と お参りされる方が沢山いらっしゃいます。また、“ 水から ” を “ 自ら ” と掛けて、自分から上がれるということで “ 勝負に勝つ ” 、つまりは次の道も開けて縁起が良いとされています。