広島の田舎の子がすごいのでずっとYouTubeみてた。三好美羽さんすごい | SF、ファンタジー小説執筆。日常雑記、書いていきます。

 6年も広島にいて、そう神辺にも月一回くらいは出かけたなあ。

 そこの子がすごい。うすうすはネット記事で知ってたけど。日本選手権100メートルでジュンケツ走ってた。まだ中学生。

 これまで田中のぞみさんやら長距離は、都道府県女子駅伝、高校駅伝近く走るから知ってた。近くの衣笠小学校前には駅伝の碑が立っているくらい京都は駅伝さかん。

 この子はばりばりのスプリンター。日本選手権だけみてたら、もう走り方が無茶苦茶。身体はぶれているわ。手の振り方もおかしい。

 けどYouTubeみていくとわかる。彼女はある先生の理論にのっとって走っている。軸を左右に振り、振った左右にしっかり軸足を置くのだそうだ。だから、身長150センチそこそこなのに、太ももと、肩の筋肉の発達がすごい。

 そうおもえば、あの妙ちくりんなフォームが計画的に仕組まれた超未来の走法にみえてしまう。

 なんと、土井杏南さんの11秒61をやぶり11秒57で走ったらしい。

 ここからなんよねえ。

 なにしろまだ中学生、しかもスプリンター。長距離ランナーも隣の岡山県にすごい子がいる。そうはいうても長距離はたくさん選手がいる。大会も多い。

 短距離は、なかなか続かないんじゃないか。しかも走法が走法なだけに、ふつうの短距離の強豪校にいくと、走法を直される心配がある。岡山の子のように地元の高校に入ってこれまでと同じような稽古環境でやるのかと思ったりする。

 女の子で中三。そんなに身長が伸びるとも思えない。153センチ?けど、田中のぞみさんだって、155センチ。

 それでもすごい。

 短距離女子は、世界との開きがある。110メートルハードル以外は簡単に世界の舞台に立てませぬ。

 それでもそれでも、来年は東京で世界選手権。地元開催枠があるのかどうか知らんけど、出てほしいなあ。

 目標は、福島選手の11秒21を破ることらしい。楽しみしかない。