前回からの続きです。
【大手のやり方への疑問】
働いていたサロンは大型ショッピングセンターの中にあり、良く言えば繁盛してにぎやか、悪く言えば人が多くうるさいところでした。
店の電話が鳴ったりカウンターに人が来たりするたびに施術の手を止めて対応したり、カーテン一枚隔てたところに他のお客さまとセラピストがいて話し声が聞こえるのです。
また大手サロンだったので本社が決めた季節ごとのキャンペーンを、自分が効果があると納得できないものまでおすすめしなければなりませんでした。
施術が終わったらお茶を出し、お会計し、お客さまが帰ったら猛スピードで片付け、すぐに次のお客さまが来る、と息つく暇もなく忙しいサロンんでした。
『これでお客さまに本当に心の底からリラックスしてもらえているのだろうか。私の望んでいたのはこれなのだろうか。』と考えるようになりました。
【ロミロミとの出会い】
施術を受けるのも勉強のうち、といろんなお店に施術を受けに行っていました。
ある時『ロミロミ』という言葉が目に留まり、受けてみましたがあまりの心地良さにびっくりしました。
普通の揉みほぐしなどではその場では気持ちいいけどすぐに戻ってしまいます。
でもロミロミは驚いたことに施術の効果は次の日になってより強く現れました。
電車を待っているあいだ、身体の重だるさや肩こりがなくすべてがめぐっている感じがしてとても調子が良かったのです。
ロミロミに惹かれインターネットで調べこれがやりたい!と思い一週間後の休みにはロミロミスクールの見学に行っていました(笑)
【ロミロミを学ぶ】
祈りによって始まり大自然のエネルギー(マナ)を施術者の身体を通してクライアントに伝え、心・体・魂の調和をはかり身体だけではなく心に深く働きかけるもの。
先生から話を聞いて『私の求めていたのはこれだ!!』とその場で名古屋市内にあるスクールに通うことを決めました。
勤めていたサロンでは指圧系の施術がメインで親指や手首が痛く苦痛を伴いましたが、ロミロミはオイルで滑らせ体重をかけ腕全体を使うので施術者の身体に優しい、というのも魅力でした。
【大病をする】
順調にロミロミのレッスンは続いていましたが、私の体には異変が起こっていました。
仕事、育児、家事、ロミロミレッスンと忙しい毎日を送っていて慢性疲労があり健康診断で貧血の値を告げられました。
病院でもらった鉄剤を飲み、食事に気を付け鉄分を摂っても治らなかった原因は生理のときの出血量がとても多かったことにありました。
生理のときは夜中に2回目覚ましをかけてトイレに行かないと出血で血の海になるくらいでした。
出血量が少しずつ増えていったのと、他人と比べることがないこと、婦人科にいくのが億劫で躊躇してしまったことも貧血がすすんだ原因でした。
婦人科で診てもらった病名は【子宮腺筋症】
病変部位はゴマを散りばめたように子宮内膜全体に点在している状態で、部分切除では完治せず子宮を全摘出しなければならないとのこと。
当時36歳でまたいつか子どもを産みたいと思う時が来るかもしれない、と思いましたが貧血がひどく疲れやすい状態が続いていたので
『手術さえすれば命まで取られる病気ではない。今目の前にいる息子を幸せにしたい。』
という思いで手術することを決めました。
入院し手術日までは簡単な検査以外は病院で自由に過ごしていいと言われましたが、驚いたことに時間がありすぎてどう過ごしたらいいのか分かりませんでした。
それまで仕事、育児、家事とがむしゃらに走ってきて息切れしている状態なのに、休むことをしてこなかったのです。
また病院で出される食事が足りないと感じ、今までストレスにより食べ過ぎていたことにも気付きました。
心も身体もボロボロの状態で、今となってはなぜ自分が病気になったのかよく分かります。
手術は無事終わり、一か月の休養をして元気を取り戻しリラクゼーションサロンの仕事に復帰。
でもまたバタバタとお客さまを施術しては送り出す毎日に疑問を感じるようになりました。
息子には『早くしなさい。』と口癖のように言ってしまう日々に自分の心の折り合いがつかなくなっていました。
【ロミロミサロンオープン】
その頃ロミロミの先生からハワイ島研修があることを聞き、現地ハワイのロミロミを知らなければ本当のロミロミはできない、という思いがあったのでぜひ行ってみたいと思いました。
しかし手術、入院、静養で一か月休んだ後だったので長期休みがとれるはずもなく、悩んだ末サロンを辞め
『本場ハワイでロミロミを学び、私のようにがんばりすぎて心と身体に不調をきたしている女性のために心から癒されるサロンをやろう!』
と決意したのでした。
ハワイ島で受けたクム=師匠のロミロミは温かく柔らかい手で包み込まれるような優しいもので、何の苦痛もなくすべてを許され、愛されているようなうっとりする時間でした。
日本でのレッスンでは手順や圧のかけ方など技術的な面ばかりを追ってしまいがちですが、ハワイ島で心のもっと奥深く、【魂】に働きかけることの大切さを学びました。
そして2012年、現在のサロンの前身となるロミロミサロンをオープンしたのです。
マンションの一室でスタートしたので最初はお客さまも少なかったですが、どうしたら喜んでもらえるかをひたすら考えたところ少しずつお客さまが増えやりがいを感じるようになりました。
⇒施術者紹介3に続きます
鍼灸マッサージサロン Lomi-AO(ロミアオ)
名古屋市天白区植田駅 徒歩2分
営業時間 9:00~最終スタート18:00
定休日 日曜日
完全予約制
TEL 090-1987-6363