毎回出てくるFT(フィンガーテスト)についてです。ブログ始めた頃に一度書きました。
ブログのタイトルにもあります「体の声なき声をきく」とは、体の微小反応の感知検出方法としてFTを使用します。
医師である大村恵昭先生の発明された『オーリングテスト(O‐リングテスト)』を改良したものといえます。大阪の故入江正先生(鍼灸師・薬剤師)によるものです。
先生の書物の冒頭に難解・奇怪な問題がのっています。
あなたの目の前に100mL の水が入ったコップが5個ならべてあります。この中の1つは砂糖水、1つは食塩水、あとの3つはただの水です。
この中から砂糖入りのもの、塩入りのものを選び出してください。ただし飲んだり、なめたりしてはいけません。コップの外側を触れることだけOKです。
これはつまり五感の味覚(酸・苦・甘・辛・鹹)を舌でなく指で味わえ・・ということになります。(中略・改変)
同様に「五色(青赤黄白黒)を『見て』ではなく、また寒熱を『直接触れて』ではなく、判別しなさい。」というのも載っています。
これらはいづれもFTにより可能です。(正直私は実際やったことないのもありますが・・😅)
人間の体は病気を愁訴部で声なき声として訴えています。その微小反応を感知するのにFTはベターです。そしてFTを治療に生かすことで原因個所の特定、治療の効果判別、薬の適不適の判別などが可能になります。
例えば、治療後まだ症状が残っていると患者さんに申告されても、FTでsm(スムーズ)であればst(スティッキー=悪い反応のこと)は取れているので、まもなく愁訴がなくなることを意味します。ですから「すぐ良くなるので大丈夫!!」と自信をもって言えるわけです。単なる「様子を見ましょう・・・」とは意味合いが違います。
★注1:sm(スムーズ:滑らかなこと)⇒悪い反応がないこと。良いこと。
st(スティッキー:ザラつく、抵抗感があること)⇒悪い反応があること。
★注2:イラストはFTの様子です。
私はFTを駆使して治療します。
ぜひ下記までお問い合わせください。
はりきゅう しのだ
篠田 裕之(しのだ ひろゆき)
〒943-0084 上越市新光町2-8-2
携帯 090-6182-4234
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