薬の話です。
薬が苦いのはなぜ?とNHKの「チコちゃんに叱られる」でやってました。偶然見たのですが、面白かったです。
答えは「水に溶けにくくするため~」とのこと。
チコちゃんのテーマに対する回答は「水に溶けにくくするため」という。溶けにくさは薬にとって大事な要素であるようだ。薬は胃で吸収されると思っている人も多いかもしれないが、胃は30cmしかないためほとんど吸収されない。
胃に続く小腸は6mもの長さがあり薬の大部分が吸収される部分。小腸の内側は、必要な成分を逃がさないために油の膜に覆われている。そのため、水や水に溶けやすいものを吸収しづらいようになっているため、水に溶けづらいほうが良いとされている。
つまり脂溶性と水溶性のことで、脂溶性にすることで腸で吸収されやすくなるということですね。でも薬の中では胃で吸収されるようにできているものもあるのだけれど・・・。
三段論法で
小腸で吸収されやすくする
↓
水に溶けにくくする
↓
だから、薬は苦い。良い薬は苦い
というものでした。
ちよっと飛躍し過ぎの感もありますが、ほぼ納得しました。
実際、風邪の時処方される、PL配合顆粒は苦くてまずいですからね~。
漢方薬の中には甘いものもあり、子どもが飲みやすくなるように「膠飴」が入っている小建中湯など有名なものもあります。おそらく考え方が違うのでしょう。
西洋薬・漢方薬それぞれ上手く使えばいいということでしょう。
苦みをマスキングする技術も発達しています。薬はやっぱり必要不可欠なもののようですね。
はりきゅう しのだ
篠田 裕之(しのだ ひろゆき)
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