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低気圧なんてキライだ
お客さまの中には
低気圧の日になると症状が
表に顔を出すという方も多いです
低気圧のときに
からだに起こっているのは
どんなことなのでしょうか？
山登りをすると山頂の方は空気が薄い
低気圧の状態になっています
おやつに持って行った
スナックの袋が
パンパンに膨らんでしまうそうです
地上では
スナック袋の内側からの圧力と
外気圧が均衡を
保っている状態なのですが
(内側の圧力＝外気圧)
外気圧が低下することで
内側の圧力が大きくなり
袋が膨らんでしまうという仕組み
(内側の圧力〉外気圧)
スナックの袋で
例えましたが
わたしたちの身体でも
同じことが起こります
低気圧の状態のときには
細胞や組織などの内側の圧力が
外気圧よりも大きくなり
細胞や組織が膨らんでしまいます
いつもだったら
スムーズに流れていた
血液なども
細胞や組織の膨張で
うまく流れることができず
停滞してしまいます
これがむくみの
原因になったりしますね
また低気圧のときには
空気は薄くなっていて
酸素も少ない状態
身体の作用として
やる気モードの交感神経はお休み
リラックスモードの副交感神経に
スイッチが入ってしまいます
身体はリラックスモードに
移行しますので
なんだかやる気が起きない、
眠い、だるいという症状も
出てきてしまいます
副交感神経優位になっているときには
何事も取り組みにくいかもしれませんが
ゆっくりでも
身体を動かしたり
身体に触れてみたりして
内側のものを
動かしていくのもおすすめです
東洋医学では
身体に潤いを与えるのは津液
(細胞や組織を満たす
体液のひとつというイメージです)
この津液が停滞することは
むくみやだるさの原因となります
津液を巡らせているのは
臓腑で言うと
【三焦(さんしょう)】
津液は血脈も満たし
熱の循環も助けてくれるため
血を正常に働かせるためにも
重要です
当院では
この三焦の循環を
大切に考えています
浮腫(むくみ)には
復溜(ふくりゅ)
というツボも効果的
ふくらはぎにあるので
ご自身でツボ押ししてみるのも⚪︎
鍼灸施術で
低気圧でも
ご機嫌に過ごせる身体を
作っていきましょう