こんにちは、快の院長戸田です。

こちら市川は明るい曇り空、暑くも寒くもなく丁度良い陽気となっております。

予報では晴れとなっていますが、今日は一日中雲の多い空模様となりそうです。

雨雲ではないので、洗濯物は外干しOK。

曇っていても紫外線は強いままですので、しっかりガードをしておきましょう。

引き続き手洗いうがい、換気をお忘れなく！

では、よろしくお願いします。

高血圧や糖尿病、高脂血症を始め、今やがんでさえも生活習慣病として認識されています。

さらには、認知症の原因の多くも生活習慣が関係していると考えられているのです。

ならば、それらの原因となる「生活習慣」を改めれば、将来の認知症を予防し、また改善に近づけていくことが可能性が高まるということ。

生活習慣の改善といえば、まず最初に「食事の見直し」を思い浮かべるのではないでしょうか。

たとえば、食事で多くの栄養素を摂り込み腸内環境を整えていく───人が健康を維持、促進するにあたり特に重要となるのが腸内細菌。

具体的には、食物繊維の豊富な食品をたくさん食べて豊かな腸内フローラを築いていけば、それが脳機能の活性化にもつながっていくというわけです。

そして、次に実践していきたいのが、中高年に差し掛かったら炭水化物(糖質)の摂り方を見直していくことが大切ということ。

私たちの主食である白米やパン、うどんなどは白く精製された食品類。

中高年以降にこのような糖質を含む食品を日常的に摂取することは、認知症のリスクファクターである活性酸素を大量に発生させてしまうようです。

日本最大の疫学調査として知られる福岡県久山町で実施された「久山研究」の成果の一つとして、認知症の原因は単に高齢化だけでなく、糖代謝異常が関与していることが判明しました。

糖代謝異常とは、食べ物から得たブドウ糖を体の細胞がうまく取り入れられなくなってしまうこと。

これにより糖尿病を発症してしまうというわけです。

糖代謝異常によりブドウ糖の処理能力が悪くなるとアルツハイマー病や脳血管性認知症の発症率が高まることが明らかになっています。

従って、精製された炭水化物の摂取量を見直すことが、認知症の発症リスクを大きく減らす対策の一つになると考えられている。

実際に、糖尿病を患っている高齢者は、そうでない高齢者に比べ認知症の発症率が2倍に増えることが判明しているのです。

今日も快の健康日記にお越しいただき、ありがとうございます。

明日の天気：☁/☀　　　25°/16°　　　☂10％

糖質の摂り方を見直してみては？＿ (1025文字)