快晴の湯河原・幕岩クライミング | 鍼灸、時々クライミング ☆目指せ!世界の頂点★登れ!視覚障害クライマー☆ 小松範明 official blog * sponsored by Rock Pillars

快晴の湯河原・幕岩クライミング

昨日は妻と二人、NPO法人モンキーマジックの東京地区アウトドアスクールに参加すべく、夜行バスに乗って神奈川県は湯河原町にある幕山公園まで出かけて来た。
土曜日の夜11時半に長町駅から夜行バスに乗り、品川へ。
品川駅でモンキーマジック代表・小林さん、モンキーマジックスタッフ・みーな、スクール生・タカさんと合流し、7時19分発の電車に揺られ湯河原へ。
湯河原駅でインストラクター・鈴木直也さん、スクール生・ヤマちゃんと合流して、目的の湯河原・幕山公園を目指し出発!
目的の幕岩は公園から登ること約15分。
朝9時過ぎたばかりだというのに、一番人気のエリアは、みーな曰く「ワイワイ広場」状態の大賑わい。
我々は少し離れた場所に陣を取り、、5.9~5.11aくらいのルートの岩を登ることに決定。
直也さんは「せっかくだからシャクシャインとか、次郎とか登らせてあげたいんだけどねー」と言ってくれてたけど、この混雑ぶりでは無理そうだとの判断に。
それにしても、天は我々に味方してくれて、12月であることが信じられないほどの温かさに。
仙台から来た防寒対策装備の我々夫婦にとっては暑いのなんの。
どんどん脱いで、Tシャツ姿が本当に丁度いいと感じる気温に恵まれた。
我々がハーネス着けたり準備してるうちに、まず5.10cくらいのルートにロープが張られた。
1番手はアウトドアスクール古参のヤマちゃんがトライ。
そのルートから少し離れて、面の使い方で5.9と5.10aになるルートへ直也さんが更にロープを張る。
アップということで、タカさん、俺、妻の順で5.9をどんどん登る。
ジムで登ってるのとは違う、自然の岩の感触が気持ちいい。
足も手も、丁寧に探して、じっくり登るのが面白い。
続いてトライしたのは途中からクラックも出てくる5.10aくらいのルート。
これを少し岩を下って登攀距離を延長した、エクステンションバージョンで登る。
レイバック、ガストン、ステミング、フットジャムなどなど、アウトドアならではのムーブが要求されて必死に登る。
登ってみた感じとしては小川山レイバックみたいな感じで非常に面白かった。
そして次はヤマちゃんがトライしてた5.10cに挑戦ん。
これは、小林さんも登りきれずに諦めてしまうほどの珍しいルート
実際、登ってみると「有り得ない!」と言いたくなるほどの悪い持ち。
何度か挑戦してみたものの、効かせたいアンダーが全然効く高度まで登れない。
ということで、このルートは断念。
ポカポカ陽気の中、お昼休みを取る。
こんなに気持ちよくアウトドアクライミングを楽しませてもらえるとは思ってなかったので、みんなで「奇跡的だよねー」と天気に感謝。
山の上からは遠くに海が望め、潮騒も聞こえる。
午後はアップで登ったルートの面を変え、5.10aに挑戦。
しかし、これまた「有り得ない!」と言いたくなる素晴らしいルート。
クライミングシューズの性能を信じてみる最高のルートになっていた。
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↑5.10aくらいらしいけど、スタートがマイクロスタンスすぎてテイクオフに四苦八苦。
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↑中間部くらいになると、やっと掴みやすくなる。
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↑上の方へ行くほどに楽しくなる。
ロッククライミングって楽しいと心底感じるルートだった。
さらに続いて、午前中に登れなかった5.10cの面に直也さんが別ルートを設定してくれて、それを順番にトライ。
滑り台を這い上がっていくような緩い傾斜から始まって、スラブが垂壁に起き上がり、側面の岩のクラックを利用しながら、リップ下のアンダーを持つようなルートだった。
この頃になると陽も傾き、徐々に寒くなってくる。
我々は帰りの新幹線もあるので、クールダウンも兼ねて、妻が滑り台ルートを、俺が小川山レイバックみたいなクラックルートを最後にトライ。
そんなこんなで時間は4時半を回り、小林さんの計らいで我々だけ一足先に下山することになった。
幕山公園までタクシーを呼び、湯河原駅へ向かう。
小田原までの普通電車も、小田原からの東海道新幹線も、運よく空席があり、楽々と東京へ。
東京駅で駅弁を買ってから、一路仙台を目指す。
仙台に到着してみると、やはり昼間の温かさが夢のような寒さだった。
今回の湯河原クライミングは、わざわざでも出かけていく価値のある、本当に楽しいクライミングになった。
また機会があればアウトドアスクールに参加しようと思った我々であった。
ガンバグー
 
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