カエルアンコウ | 張り子人形のやま

張り子人形のやま

張り子人形と、紙を主な素材とした立体抽象作品を制作しています。



8×7×14㎝
油粘土による一点もの




東太平洋を除くほぼ全ての温帯、熱帯地域に生息するといわれるカエルアンコウ。
日本でも主に3種がみられるそうで、これまたダイバーに人気。最近では飼育することも出来ます。
色や形がかなり様々なので形を決めるのに迷いました。体長15㎝位。ほぼ原寸大です。




泳ぎはあまり得意ではなく、手のようにみえる胸鰭で海底をよいしょよいしょと進みます。ただこの胸鰭の付け根には穴があり、そこから海水を吸い込み一気に噴射して進むことも出来るのだそうです。




かつては「イザリウオ」の名称で呼ばれていたらしいですが、この「イザリ」の部分が差別用語であるとして2007年に改名されました。
現在の名の通り、アンコウのように頭部の擬似餌を用いて獲物をおびき寄せる為、いざるとは「漁る」つまりは漁をする魚、という意味だったのでは?という説もあるそうです。




まだまだ知らない動物が沢山います。