久しぶりの更新…。


一冊の本を読みました。図書館の返却されたばかりの本の棚にあって目を引きました。


「アホは神の望み」(サンマーク出版)


著者は村上和雄さんという筑波大学名誉教授です。遺伝子の研究をしている方のようです。



いい本でした。


自分のためでなく他人のことを思うことによって自分にも幸せがくる、ジグザグな人生は一見無駄だが

人に深みを与える、etcといったことは多くの人が語っています。


でも、宗教的にとか道徳的に説くのでなく、生命科学の視点を生かしながら書いてあり、説得力がありました。


「人のため」という利他性は特別なことではなく、遺伝子が定めている人間の生まれつきの特質なのだそうです。そうすることで全体が生きることができる。


逆に利己的な遺伝子もあり、その代表格であるガン遺伝子は、ひとつの臓器からどんどん広がって

最後には自分の宿主を滅ぼし自分も滅んでしまう。



私は自分自身の生き方を考えるとき、よく「ばかだな」と思います。誰かがやらなくてはいけないけれど

面倒な仕事があるとき、誰も手を挙げない。こういう状況になると7割がた自分で引き受けてしまいます。

あとの3割は、やはり私と同じアホな正直者が私より先に「じゃあ、私が」と言ってくれたり、誰も手を挙げない

のでその仕事を必要とする企画そのものが流れてしまったり…。


いやいや、こんなことだけで自分の生き方をアホと思っているわけではないですよ。いろいろ、やらかしています。


とにかく、賢く無駄のない生き方とは程遠いのです。まっすぐな人生の真ん中を堂々と歩いている知人を

羨ましく思うこともあります。


でも、この本に書いてあるとおりに、「天の貯金」がたまって返ってきたのかなと思える出来事もありました。



アホな生き方しかできないのですから、それを貫き通してもいいのかもしれない、と考えています。また

貯金がたまったら、小さなごほうびがあるかもしれません。





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