東本昌平の『キリン』をご存知だろうか?

 

GSX1100S「カタナ」に乗る主人公を描いた漫画であることは、言う必要もないこと…

バトルの話以上に引き込まれるのは、持ち主の人間模様。そこに哲学を感じる作品だ。

 

 

昔、雑誌「RIDE」を読んだとき、東本さんの作品は、以前読んだ何かに似てると思った。
そうだ…西風さんの「GTroman」「クロスロード」に近くはないだろうか?

 

  

車とバイクの違いはあれど、どちらもオーナーが愛情と誇りを持ち、マシンを生活・人生の一部にすらしている。

それはどんな車種でもいいわけだし、また人の数だけコミュニケーションも千差万別。時に共感、時に憧れる。それが楽しい。

 

 

   

どちらかというと「走り」に魅力を持たせた作品。

両作者ともバイク作品「あいつとララバイ」 「バリバリ伝説」も描いてるんだから、バイク好きは車好きと繋がっているんじゃないか…

 

僕が車でサーキットやドリフト走行会に行ってた頃は、280馬力のパワーウォーズ時代。ディーラーも中古市場もスポーツカーが人気で、各ショップも活気があった( ̄▽ ̄) 

人に迷惑かける走りはいけないが、スリルという要素は確かにマシン魅力のひとつだと思う。

 

 

  

こちらも説明はいらないでしょう(゚∀゚)

車もバイクも、女性が活躍する。「オーバーレブ」は硬派なブルーマイカのAW11 MR2でバトルする話。

「ばくおん」は(皆さん馴染みある)CB400SFに乗る女子高生のゆる~い学園コメディ。すごくマニアックなネタが盛り込まれてる一方、バイクが誰でも乗れる身近さに描かれていているのが楽しい。

人とバイクとの壁をとっぱらった作品としてイイと思う♪