おはようございます。アンチエイジング鍼灸師の藤本です。
先日お越しいただいた50代の患者さん、その方はお友達に美容鍼のことを聞いて世の中に美容の鍼とういうものがあることを初めて知ったと言ってました。
この方のうように美容鍼を知らないという人がまだまだたくさんいるので、お友達で困っている人がいれば当院のことを教えて上げてくださいね!
さて、この方の悩みはフェイスラインやほうれい線、まぶたの下がりといったたるみ系の悩みだったんですが、よく話しを聞いていると、朝起きたときにふらつくとか、背中のコリや左肩の痛みなど体の不調も感じていました。
実際に脈やツボの反応を診てみても五臓のなかの肝や腎といったところの反応がしっかりと出ていました。だいたい40代ぐらいから“たるみが”気になり始めエステや化粧品、サプリなど色々と試してみるけど効果が出ないのは体の問題があるからです。
東洋医学では腎臓の気=生命力という考えから老化=腎臓の気の衰えと考えています。だからこの腎気(じんき)がどれだけ衰えているかでその人の老化度を図ることができます。
【腎の機能ってどんなんですか?】
東洋医学でいう“腎”とは西洋医学の腎臓とは少し違ってホルモンや泌尿器系、免疫系の働きの他、生命エネルギーの源を貯蔵し、成長、発育、生殖の基礎となったり、水分を管理し、尿を排泄する機能もああります。
【衰えるとどうなるの?】
以前よりも疲れやすい、疲れが取れにくい、腰に鈍い痛みを感じることが増える、骨や歯が弱くなる、物忘れが増える、耳鳴りや聴力の低下、白髪や脱毛が増える、下半身が冷える、夜中にトイレに起きる、おしっこの出やキレが悪くなる、のぼせやすい、目が疲れやすい、目がかすむなどの症状を感じるもしくは以前よりも感じるようになってきたら体が衰えてきているのだと自覚してください。
【腎を元気にする食べ物】
木の実(松の実、桑の実、クコの実、クルミ)黒い食べ物(黒豆、黒米、黒きクラゲ、黒ごま、海草類)粘りや渋みのあるもの(山芋、もち米、蓮の実、銀杏、牡蠣)温性のもの(ラム肉、牛肉、鶏肉、エビ、生姜、シナモン、ニラ)鹹(かん)味のもの(海苔、昆布、海草類)
【あなたはどっち?】
体の診立てをする場合に大切なこととして陰虚(いんきょ)陽虚(ようきょ)というのがあります。潤いで体の熱を冷ます水分や血液などの陰気が不足している場合を陰虚、体を温める機能である陽気が不足しているのを陽虚といって、同じ腎虚であっても食べるものや養生の仕方が変わってくるので間違わないようにしてくださいね!
【タイプ別の養生の仕方】
まずは自分の舌を鏡で見て下さい。通常(健康な人)の舌の色はきれいなピンク色ですが、それよりも舌の紅みがきつく、乾燥肌、便秘気味、ほてり、めまい、耳鳴り、寝汗などの熱症状がある人は、潤いの少ない腎陰虚(じんいんきょ)傾向なので、上に書いた黒い食べ物以外に、(トマト、ニンジン、あずき、クコの実)などの赤い食べ物、豆乳、豚肉、イカ、牡蠣、山芋、黒キクラゲ、梨、桃、ぶどう、くるみなど陰を補う食材にレバー、烏骨鶏、ほうれん草、小松菜、うずら卵、鶏卵を摂るのがいいでしょう。また、12時前に寝ることを心がけ、血を消耗しやすいパソコンやスマホの使い過ぎ、夜更かしは避けましょう。
逆に舌の色が薄く、尿の色が透明で回数が多い、腰や手足が冷える、階段を昇ると息切れがする、不眠、疲労感や倦怠感がる人は、腎陽虚傾向なので腰や下腹部、ふくらはぎにカイロを貼るなどして、まずは冷やさないようにしましょう。また食べ物では、にがうり、とうがん、セロリ、梨、りんご、すいか、緑茶、豆腐、お造りなどの生もの、脂っこいもの、冷たいものは控えて、甘い物、ピリ辛のものは摂り過ぎないようにしましょう。
【腎を鍛える】
毎日1〜2分腹式呼吸をして出来るだけ大きく吸い込むことが出来るように訓練すると良いです。あと足の裏に“湧泉”というツボがあるのでお風呂に入ったときに足の裏をマッサージするのもおすすめです。


