ハリネズミの物語🦔
【光を集めて♪】

星空の綺麗な夜のこと。
ふしゅりとウサさんは、
キノコの妖精、キーノと一緒に
「光キノコ取り」に行きました。

キノコの森は、沢山の種類のキノコが生えています。

大きくすぎて、てっぺんが見えないキノコ、
小さい小さい、小石のサイズのキノコ、

真っ黒なキノコ、マーブル模様のキノコ
いい香りがするキノコ
スカンクのおならの匂いがするキノコ、

キノコの上を歩るくと、ぷおーっと面白い音がするキノコ、
上を歩くと、嫌がって落としにくるキノコ、

そんなキノコの森に
「光るよキノコ」を取りにきました。

あたり一面、
不思議な紫やピンク、淡い黄色の光が広がって
夜で真っ暗なはずなのに全然、暗くありません。

おや、ふしゅりとウサさんが持っているのは、
「光るよキノコ」と一緒に生えていた、
クリスタルのようです。

キノコの不思議な光を吸収して、クリスタルも七色に発光しています。

キーノ:「光るよキノコとクリスタルは
取ってからも夜だけは光るんだよ♪」

ふしゅり:「暗い夜道にいいね!」

ウサさん:「フクロウさんやリスさんに
持っていってあげよう。」

「光るよキノコ」はキノコの森の
妖精が守っている、森の宝物。

もし、あなたの帰り道、
七色に輝く光る小さなキノコを見つけたら
そこはキノコの森の入り口です。

近くにキノコの妖精がいるはず、
やさしく声をかけたら
きっと、キノコの森を
案内してくれますよ。


🍄おしまい🍄