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今週はマルセイユタロットウィークでした
21日は先日書いた先生の会、昨日は10年以上続くコアなマルセイユタロットの会、今日は月一の講座でした。
マルセイユタロットといえども実は色々なバージョンがあります。
バージョンというかウェイト版のように色んな人がアレンジして出しているバージョンとは違って、元々は誰が作ったのかハッキリしていない所があり、アレンジするというよりは元の奴を再現、復元されたものがいくつかあってそれが何人かの作者によって描かれている、というような感じです。
↓マルセイユタロットの検索例
で、その中で僕も使っているのがカモワン氏とホドロフスキー氏によって手がけられたカモワン・ホドロフスキー版マルセイユタロット(カモワンタロットと呼ばれる事が多い)です。
カモワンタロットで素晴らしいのはその再現率です。
検索などすると何種類か出てくると思いますが、ラクガキのようなマルセイユもある中で小さな象徴なども明瞭に描かれています。
最近では運良くカモワンタロットが日本に来た初期からの方々とタロットを学ぶ機会に恵まれ、タロットをただの意味合いだけで覚えるようなリーディングではなくて、象徴をきちんと象徴として扱うリーディングの奥深さやリーダーの鋭い洞察に感動しています。
そしてお話しだけですが、カモワン氏が日本に教えに来ていた頃に見たリーディングのタロット自体に対する信頼が桁外れで、そこからのリーディングを聞いて驚いています。
勿論僕も占星術やタロットは信頼しているし、信頼しているから使っています。
(他の占術においてもきちんと象徴学と体系化されているようだったらそれ自体は信頼できると思っています。)
占いといえば当たる当たらないというのがまずあると思いますが、リーダーのリーディングミスがあって外れると表現される事があるにしても、出ている星やカード自体に外れはないと思っています。
リーダーの方でも占いは100%じゃないとかいう人もいますが、僕は100%表していると考えています。
実際には外れた、と思うこともあるかもしれませんが、それは見逃していたり、気付かない視点であったり(気付かないからこそ問題が問題としてある)するだけで事象としては100%事象と象徴はリンクしていると思っています。
これは占いがどう、カードが凄いから、占星術が凄いから、とかいう話しではなくてワンネスや全体性の考え方から来ています。
また、当たる当たらないというのは次元の段階で変わるものでもあると思います。
簡単に言えば、象徴は抽象的ですが、セッションでお伝えする具体的な話しに次元を落とす段階で、リーダーの感性や資質が介入するので具体的な話し程当たる当たらないという話しになるけど、元の星やカードの抽象的レベルで間違いはないと思います。
ちょっと話しがそれましたが、カモワン氏の凄い所はタロットに描かれている細かな象徴や、カモワンタロットの1番特徴的なカードの視線を信頼し切っている所です。
書いたように僕はカード自体は信頼していますが、細かな象徴まではまだまだ勉強段階という所もあり、意味が分からなかったりそこに重要さを見いだせていなかったな、と先輩リーダーのリーディングやカモワン氏のリーディングを聞いて今週はそう思いました。
まだカモワンタロットを勉強し始めて一年くらいなので当たり前ですが、まだ入り口に立ったばかりだな、と感じています。
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