先日の日曜日はLuce☆さん主催の毎月恒例読書会でした。


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が、雪と体調不調が重なりLuce☆さんはお休みする事になり、参加者のみでの開催となりました。

普通なら主催者がいなければ中止、というのが普通ですが、いつもの参加者がいるので分担してやっちゃおっか、ってなる所、そしていかにいつも決まりきった事をしなくてもいい平たい場である、という事を再認識しました。

というわけで、一応課題本がありますが、あるのに関わらず普段読んでいかない僕も課題本の一冊である「心屋仁之助のなんか知らんけど人生が上手くいく話」を読んで行きました笑

今回は第5章
「好きなこと」だけやっていく話
でした

序盤は自身の体験談が書かれていて、サラリーマン時代から現在のカウンセラーになるまでのストーリーが書かれています。

泳ぐことに例えられていて、サラリーマンや会社に属するという事は既に枠があるのでプールに例えられています。

25m先まで月曜日から金曜日泳ぎ切れば向こう岸で休憩でき、そして土日を休んだらまたターンして泳ぎ始めます。
プールなので突如大きい波が来ることもないし、足元も良く足も着きます。

会社で決められた事の中でやっていれば毎月決まった給料が入り、安定しています。


対して独立する事や自分でやっていく事はなんの保証もない海に例えられています。

大きな波は来るわ足元は悪くてちょっと進んだら足もつかない、とはいえ引き返すのも難しい。

しかし枠がない分可能性は無限大にあります。

心屋さんはプールでちゃぷちゃぷしていた所から勿論怖さもありながらも海に出る決意をし、なんとか泳いでいたら豪華客船が来て浮き輪を投げて引き上げてくれた、と書いています。

豪華客船はプールで泳いでいたら絶対に出会えなかった豊かさの事を言っているようです。


ここで重要なのはプールではなく海で泳ぎましょう、という事ではありません。

好きな事だけをやっていく、ですから本当にプールで泳ぐのが好きか、海で泳ぐのが好きか、という自分に適した、好きな事ができる枠の中で泳げていますか、という事だと僕は解釈しました。

例えプールが窮屈でも、自分が全て決めなくて良い、安定安心という事に慣れてしまうと窮屈なストレスを抱えながらもそこで泳ぎ続けてしまうのは良くある話しです。

でも、好きなことをやる為には今の自分の枠が適しているか、という事はとても大事ですね。

1つさかなクンのエピソードを思い出しましたが、普段大きな海ではいざこざのない魚同士でも。狭い水槽に入ると攻撃し合ったりするという話しです。
これは適していない水槽で生きる事でストレスになり、その出口として攻撃し合ったりしてしまう、という事ですよね。


僕は働く事についてやりたくない仕事でもお金を得る為だけにある、という考え方がどうしてもできなくて、人生の中で働く事って単純に1日8時間労働としても1日の3分の1、定年60年の人生にすると3分の1の20年分近くの時間を費やすわけですからその大きな時間をお金の為だけにやりたくない仕事をするなんてできなくてやっぱりやりたいと思える仕事をしたいと思い、歩みは亀のように遅いけどこういう占いやスピリチュアルに携わっています。

それは1つプールに泳ぐのに慣れてしまっている部分もあり、やはり海へ漕ぎ出すのは非常に怖いからです。

読んでいて心屋さんとシンパシーを感じました。

会社にいても自由な人、会社を辞めても不自由な人、と書かれていますが、自己創造で考えれば納得のフレーズですね。

何をしたら、何をすれば、というのはただの理由付けであり外側への依存なので何をしたいか、どういうありたいかという内側がなければ不自由な人はどこへいっても不自由だし自由な人はどこへいっても自由です。
しかし現実は三次元の物質世界ですから、実際の枠が適しているか、というのは大事になってくる、という事でしょう。

やりたい事だけ、というフレーズを聞いて本当にやりたい事だけ以外やめてしまう人もいて、上手くいかなくなって相談が来るらしいですが、本当にやりたい事の為に時には損をする事も大事だと書いています。
でもこれっておそらくやりたい事が強ければ一見損な事、やりたくない事でも苦ではないんだろうな、と思います。


後は断る、という事にも触れています。
例えで実際の芸人さんとのお話しを書いていますが、やりたくない仕事でも引き受けていたのですが、そうする事で安売りしている事にもなるし自己信頼ができていないからこそ、そして断ったらまずいという不安からの行動なので頑張れば頑張るほど自己価値をどんどん自分で下げています。

そして頑張る教を辞めるという事も書いています。
頑張るという事は一見ポジティブですが、頑張る=成果になっている所があり、もし成果が出た場合はいいですが、もし成果がなかった場合、成果がない=頑張れていない、という式が成り立つのでここでもまた自分を責める形になってしまいます。

それよりも、
・どうせ愛されている
・どうせうまくいく
という事を前提にした、なんか知らんけど教に宗旨変えを、と本には書いています。

結果が上手くいってもいかなくても、「なんか知らんけどそうなった」それくらいの心持ちで漂っている方が人生楽で心地よいよ、と書かれています。

前提がどうせうまくいく、なので、結果が上手くいかなかった、という結果でも、上手くいったいかないは人間の尺度でしかないので、それを超えて全て肯定していけるのではないか、と感じました。


もう一冊のホワイトブックですが、上手く解説できないので割愛します。


1つ今回の読書会で個人的に実感した事ですが、心屋さんの本を担当する事になって、進行役になったり目立つ事が苦手な僕ですが、多少はどぎまぎはあったものの以前よりも心配せずに臨む事ができました。
それはやはり1つ自己信頼感がアップした事にあると思います。

外側は幻想で自分の内側を見ていくだけでいい、という意識にチェンジする事によって、自分がどうしたい、どうありたいか、というシンプルな意識で良く、そこで感じた事をきちんと味わって先回りして考えるのではなく感じた事から選択していけばいい、とまだまだ不十分ですが少しずつ意識の変容が起こっているからです。



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幻想を超えて

蝶が描かれていますが、蝶は自分の周りを飛び回ってバタバタと自分を惑わす外側の事を示しています。
その奥には顔が描かれていて、目を瞑っているのは内側を見ている事を示しています。

幻想を超えての幻想は、外側は全て自分の内側が出ただけの幻想である、という幻想を表していて、それに惑わす囚われずにその幻想を超えて自分の内側を見つめるというカードですね。

僕もまだまだ外側に惑わされっぱなしですが、ふと自分の内側を見る事で振り回されないという事が少しずつできていっている気がします。

それが1つ今回の読書会でも実感できました。

これで一応心屋さんの本は終了なので次の課題本が楽しみな読書会です。




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