ついにエジプト観光のハイライト、ギザにやって参りました。
ギザ駅で列車を降り、バスかタクシーでピラミッドエリアへ。
砂漠っぽい景色が見えてくると、途端に風景が変わります。
今さらながら、これぞエジプト。
宿に荷物を預けて、とりあえずピラミッドに近づいてみます。
入場チケットは200EGP(約1,300円)。
個々のピラミッド内に入る場合は別途料金が必要です。
エジプトに来た観光客の大半が行くであろうピラミッド。
続々とやってくるカモネギ達を捕まえようと、エリアの中では悪徳商売人達が
手ぐすねを引いて待ち構えています。
歩いていると馬に乗れ、ラクダに乗れと散々声をかけられます。
くれぐれも値段交渉はしっかりしましょう(←してても無駄な事は多い)。
トラブルが嫌なら乗らないのが一番(早々に乗ってるけど)。
ちなみにこの時、30分ほど馬車に乗って100EGP(約650円)。
最初は高値だったのが、「ラクダに乗りたいからいらない」と言っていたら
どんどん下がっていったのでネタついでに乗ってみました。
馬車は貸し切りなので好きな場所で乗り降り自由。
歩いてビューポイントまで行くとまぁまぁ距離があるので、暑い時は便利かも。
ただ舗装されている道ならまだしも、それ以外の道はめっちゃ揺れます。
飽きたのでピラミッド付近で降ろしてもらって、あとは歩く事にしました。
後から知りましたが、外国人の相場(というか上限)は200EGP(約1,300円)/時。
その上の文字を見るに、ローカルだと100EGP/時なんでしょう。
続いてラクダです。
エジプトの砂漠でラクダに乗るって、やっぱり浪漫でしょ!
という事で、相場も把握した上で値段交渉。
「いい場所知ってるから~」と売り込んできたお兄ちゃんに、ちょっと乗るだけだから!と
交渉を続けて、100EGP(約650円)でOKでした。
連れてきてもらったところで撮ったのがコチラ。
ザ・エジプトという感じでお気に入りの一枚になりました。
ただこの兄ちゃん、ずーっと「バクシーシ」「バクシーシ」(喜捨、要はチップ)と念仏のように
言い続けるのが非常に不愉快。これは大抵、降りるときに揉めるパターンです。
予想通り後から何やかや言ってきましたが、ここは聞こえないフリ分からないフリで
約束通りのお金を渡してさっさと立ち去るのが一番。
こう見ると、人との対比でピラミッドの巨大さが際立ちますね。
最も有名なクフ王のピラミッドの場合、一辺の長さが230m。
平均2.5トンの石を約230万個も積み上げて造られているらしいです。
スフィンクスは全長57m、高さ20m。異様に前足が伸びてます。
もしかしなくても、遠近法を計算してこうなってるとか?
後ろから見たスフィンクス。
現在修復中のようで、足場がかかってます。
昼食。
当初はピラミッドを見ながら食事ができるKFCに行くぞ!と思っていたのですが、
正直もう十分見たので、宿の人おススメのレストランにしました。
宿に戻って休憩。ガーディアンゲストハウス。$30(約3,500円)~。
ちょっと高いピラミッドビューの部屋を選ぶと、こんな感じで見えます。
屋上ベランダからの景色。
右からクフ王、カフラー王、メンカウラー王のピラミッドです。
夜になるとここから音と光のショーが見えるとか。
サンセットも良い感じに見えました。
19:30頃から音と光のショーが始まりました。
もちろん本来はステージがあって、チケットを購入して見るものですが
宿のベランダからも見放題でした。
ショーは2回公演があるようで、同じ事を繰り返してました。
全てが終わり静まり返ったピラミッドと、白くライトアップされるスフィンクス。
間もなくエジプトの旅も終わりです。いやー満喫しました。