ケープタウン2日目。

ついに南アフリカ最終日です。

 

 

本日は快晴。

昨日見られた『テーブルクロス』も、今日は消えてしまいました。

 

 

朝食は定番のビュッフェ形式。

種類も豊富で良かったです。ひしひしと大都市感を感じます。

 

 

8時にピックアップしてもらい、ケープタウン観光に出発します。

まずはビーチで記念撮影。

 

 

しばらく車を走らせ、ホウト湾のボート乗り場へ。大人はR80(約600円)。

行先は"SEAL ISLAND"。シールアイランドって・・・アザラシ島?

 

 

見ると湾内にもアザラシだかアシカだかオットセイだか、判別のつかないやつが

わんさかおります。

 

 

20分ほどでアザラシ島に到着。

先ほどとは比にならない数のアザラシで島が覆われています。

 

 

正確に言うとこの島はドイカー島、彼らは南アフリカオットセイというアシカの一種。

オスはメスより大きく、300キロにもなるとか。

その数は時によって変わり、数千匹のコロニーを形成する事もあるようです。

 

島に上陸はできず、約1時間のクルージング。

 

 

続いてケープタウンと言えば当然訪れるのが喜望峰。

これで『死ぬまでにやりたい事』の1つが叶いました。まだいっぱいあるけど。

 

しかしココにきてようやく知ったんですが、喜望峰はアフリカ最南西端。

本当の最南端はここから150キロ離れた場所にあるアガラス岬。

今まで喜望峰がアフリカ最南端だと思っていましたよ。

 

 

丘から見下ろした喜望峰。

最南端でもなく最西端でもない中途半端な場所。

それでもこれだけ名前が知られているのはやはり、500年も前に命を賭けた航海の中で

発見されたというロマンがあるからなんでしょうね。

 

 

喜望峰観光を終えたところでランチタイム。

漁港近くのシーフードレストランにてお魚のソテーを頂きました。

 

 

続いて向かうのはボルダーズビーチ。

 

 

入り込んだ途端にイラストと同じペンギンさんがお出迎え。

見るとお腹の下には卵がありますね。

 

 

シールアイランドに続き、こちらはペンギンビーチ。

無数のケープペンギンが浜で好き勝手くつろいでいます。

 

オーストラリアにもペンギンがいたけど、南海岸って結構ペンギンがいるのね。

 

 

ケープタウン最後の観光地はテーブルマウンテン。

実は最初からリクエストを入れていたにも関わらず、ツアーの構成には

テーブルマウンテンに登るというのは入っていませんでした。

現地で改めて事情を聞くと、とにかくケーブルカーの待ち時間が長いのだと。

 

そうは言ってもせいぜい30分とかでしょ?と思っていたらガイドが、リアルタイムの

ウェイティングタイムが分かるサイトを見せてくれました。

見ると朝一の時点で2時間30分待ちとか・・・ありえんorz

 

なるほどこれは確かに無理かもね、という流れで観光に出た訳ですが諦めきれず

「夕方になれば待ち時間も減る」というガイドの言葉を信じる事に。

ペンギンビーチを終えた時点で45分待ちまで減った事を確認し、本来の予定であった

世界遺産の植物園をキャンセルしてテーブルマウンテンに向かいました。

 

 

テーブルマウンテンに着いた頃には上りケーブルカー待ちの行列もさらに減り、

待ち時間無しで乗れました。

 

かなり大きなケーブルカーで一度に65人、一時間で800人も運べるとか。

しかも底が回転式になっていて、到着までにほぼ一周するというフェア仕様。

※高所恐怖症には無駄に恐怖を与えるだけなので、正直いらないです。

 

 

ケーブルカーは5分ほどで一気に1,067mまで上がります。

上層エリアは砂岩のゴツゴツとした岩肌がむき出しで、恐怖を煽ってくれます。

上でぽっかりと口を開けている到着口が、まるでダンジョンの入り口のよう。


 

どうにか無事到着しました。上からの景色は絶景の一言。

ライオンズヘッド(左側にポコッと突き出ている山)もよく見えました。

 

 

行きは良かったんですが、下りは1時間ちょっと待ちました。

野生のダッシ―(ケープハイラックス)を観察しながらひたすら待ちます。

 

下山したのは18時前。

「私の仕事は18時までなの」と言いつつも、ちゃんとガイドさんが迎えにきてくれました。

 


途中で通ったカラフルな家が並ぶ通り。

ボカープというエリアらしいですが、あまり治安は良くないらしいです。

 

 

宿に戻り、昨日も行ったモールでラストディナー。

「クロコダイルのステーキがオススメよ!」とガイドさんが言っていたので

クロコダイルステーキがある店を探しはしたんですが、結局オーダーはTボーン。

 

日和ってしまったけど、今思い返せばチャレンジしとけば良かったかな。。。

ビールも飲んで、3人でR1,500(約11,000円)でした。

 

 

翌日カタール航空で帰国し、南アフリカ旅も無事終了です。

やはりアフリカ、日本では考えられない様々な体験をさせてもらいました。

物価は安くないけど色々と見残したところがあるので、特に南アフリカは

また機会があれば是非行きたいところです。お疲れ様でした。