オーストラリアのウィーンから、ギリシャのアテネを経由してサントリーニ島へ。
ウィーンの空港は街はずれにあり、シティー・エアポート・
早くて快適。しかし片道11ユーロ(約1,430円)と、なかなかのお値段。
どうにか他に安く行く手段はないかな~と調べてみると、"railjet"という列車がある様子。
本来は遠距離を繋ぐ国際列車ですが、ウィーンのセントラルステーションから
空港までの利用も可能のようでした。
宿の近くから13Aのバスでセントラルステーションに移動し、"railjet"で空港へ。
バスは乗り放題パスがギリギリ残っていたので、4.20ユーロ(約550円)で移動できました。
ウィーンを10:20発、アテネに13:35着。
ロンドンからウィーンに移動した際もそうでしたが、今回もオーストリア航空の
ビジネスクラスはエコノミー席前方の三人掛けの真ん中を空けて座るシステム。
短距離なので仕方がないけど、なんだかちょっと残念です。機内食はお洒落な焼き鳥風。
アテネでそのままトランジットし、16:50発のスカイ・エクスプレスでサントリーニ島へ。
当初は船でのんびり行こうかな~と思っていたんですが、運航が週に数便しかない上に
時間もかかるので飛行機が正解かも。チケット代は79.48ユーロ(約10,340円)でした。
1時間足らずのフライトで、あっという間にサントリーニ島に到着。
そういえばどうやって街中に出るのか全然調べてないな~と思いつつ
とりあえず外に出てみると、中心部であるフィラ行きのバス乗り場がありました。
しかしバスの頻度が少ないのか、バス乗り場は大混雑。
タクシー乗り場にも大行列ができていて、宿から来ているらしいピックアップも大渋滞。
今のギリシャはピークシーズンと聞いていたけど、なかなか凄い事になっています。
まぁこれはほんの序の口で、この先もこのピークシーズンのせいで様々な苦労を
する事になる訳ですが。
ボーっと待つこと1時間、ようやくバスがやってきました。思っていたよりも立派な大型バス。
皆が我先にと乗り込んで、座り切れない人は通路に無理矢理詰め込まれます。
バス代の支払いは車内で。一律で1.80ユーロ(約234円)。
ギュウギュウ詰めの乗客をかき分けて、スタッフが徴収に回ります。
バスは北西方向にあるフィラに直行するわけではなく、一度南に下りて
いくつかの街を経由していきました。
終点のフィラに着いたのは20時過ぎ。
サントリーニ島と言えばサンセットの美しさがウリの一つですが、この時期の日の入りは
20時半前後。今日はもう間に合わないと諦めて、宿に向かう事にします。
予約していた宿は"Santorini Hostel"。3泊90ユーロ(約11,700円)。
実はこれまたピークシーズンの影響か、ここが唯一残っていた安宿でした。
これを逃すと次に安い宿が1泊100ユーロ以上だったので、場所もほとんど確認せずに予約。
結果的にはフィラのバスターミナルから徒歩圏内だったので、まだ良かったです。
下手な場所だとすでにバスが終わっていて、宿まで行けないという可能性もあった様子。
部屋は3人ドミで小型の冷蔵庫とトイレ付。外には共用のプールもあり。
唯一残っていた宿なので、どれだけヒドいかと内心ドキドキしていましたが
思ったほどではなく。ただコンセントが少ないので争奪戦になります。
とにかく、夏のギリシャは早めに予約を入れましょう。