妊娠中の皮膚トラブルについて


こんにんちは!妊娠をした後のお母さんの体の変化についていくつかシリーズに分けていくつかお話していこうと思います。


 

マイナートラブルで多いのが皮膚のトラブルです。


有名なものでは妊娠線といって妊娠後体重が急激に増え、皮膚の急に伸びることによって起こり、妊娠中は赤みを帯び、出産後は色が抜け白く皺のようにのこるものです。妊娠線ができやすい部分としては乳房・下腹部・大腿・臀部が挙げられます。

 

【ボディについて】

妊娠初期のころ、皮膚にかゆみが出てくることがあります。

妊娠初期の特に皮膚に湿疹などはなく何もないところに出てくるかゆみを妊娠性皮膚掻痒(そうよう)症といいます。

おなかやお尻や背中、ときには全身がかゆくなります。

かきむしることで悪化しますので注意が必要です。

 

妊娠3か月ごろに湿疹を伴ったかゆみの強い妊娠性痒疹(ようしん)がでることもあります。

出産すると治るので心配はありませんが、症状がひどい場合一度病院へ受診をお勧めします。

 

●予防と対策●

妊娠線の予防やかゆみの予防には何より保湿になってきます。また、新陳代謝が活発となり普段より汗や皮脂の分必が盛んでもありますので体が汚れやすくなります。シャワーをしたり、お風呂へしっかりと入り肌を清潔に保つことも大切です。そして入浴後の保湿ケアを行い、一緒にマッサージを行うことで血行もよくなり保湿もできます。また妊娠線の予防は急激な体重増加(妊娠中期からの体重増加の目安は一週間に300~500gといわれています)を避けることも大切です。

 

お風呂も刺激になるので熱すぎない40度ほどの温度でのぼせないためにも15分ほどの入浴を目安にしましょう。

特に秋から冬にかけての乾燥の季節にご妊娠をされたかたは、春や夏にくらべ乾燥によるかゆみが出やすいのでしっかりと保湿をしてあげましょう。

 

【お顔の肌について】

 

また、スキンケアの面では妊娠中のホルモンの影響で肌の状態もいままでとは変化していきます。

妊娠中は色素沈着を起こしやすくなるので、シミやソバカスが目立ちやすくなっています。しっかりと紫外線対策は行いましょう。

 

妊娠中の皮膚トラブルについてまとめてみました。

妊娠中は体の中でホルモンがダイナミックに変化をし、お母さんの体も気持ちもそれに伴って大きく変化していきます。

大変な時期でもありますが、お母さんにとっても大切な時期でもあります。

マイナートラブルとも上手に付き合っていきながら妊娠期間も楽しみながら過ごせるといいですよね音譜

 

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