もうすぐシーズンが終わるスケート。これまで週1回だったのが、後半学期になって楽器レッスン日が変化したことから、週2回通えるようになりました。3歳から1年間習い、引越しをきっかけに練習を断念するも、再引越し先で再開して半年になります。3年前にはできなかったことが、容易にできるようになったり、練習する度に上達している様子を見ると、思わず極めさせてあげたくなりますが、やっぱり学業のことを考えると、それはできません。10歳で適性に沿って、その後行く学校が決まってしまう国です。体育大学はあるにしても、普通の大学へ体育推薦でいけるような日本にみられるシステムは勿論ありませんし、スポーツ以外の道を目指す場合は、スポーツを趣味にとどめておく必要があります。ま、色んな趣味や特技を持つことは、楽しいですから、出来る限りはさせてあげたいとは思いますけれど。
さて、娘のクラスメイトが先日落第したと聞いたばかりですが、スケートリンクでいつも顔を合わせる、娘と同じ学校で、同じ学年のホッケークラブに所属している男の子が、実は落第していることを知りました。息子がアイスホッケーに興味を持ったようなので、ちょっと調べてみましたところ、幼稚園クラスにして、すでに練習週5回。そりゃ子供はともかく、アラフォーである親の体が持たないわ、と断念したばかりでもあります。
先週、この市の小学4年生達が、この秋から進学したい学校に願書を提出したようです。半分ほどの子供は、大学進学を目標とした中高学校、残りの半分は、卒業しても大学進学資格を貰えない実業高校等に希望だそう。スケートの優良な先輩達は、後者がほとんど。ま、勉強する暇ないですもんね。もしかしたら、以前住んでいた街の体操クラブでもそうでしたが、所属している子供達はロシア系か東欧系が多く、ドイツ人はマイノリティ。コーチもロシア系ですし。もしかしたら、膨大な宿題を親御さんが見てやれないのかもしれません。
色んな背景や事情と適性が生活を形成し、人生がおもしろくなるんだなあと思います。一生食べていかれる専門を持ち、趣味を持っていると、生きがいを失わないかも、と思ったりします。ここで知り合ったバレエの先生によると、怪我などで引退したダンサーは、理学療法士などの資格をとったりするサポートを国から受けられるそうです。なんとも手厚い。好きなことや特技と関連した仕事を適性とみなし、形を変えて世に貢献するのですね。
私は自宅も実家もシックハウスで、持ち物も汚染され、家族にもその苦しみを理解してもらえず、絶望的な時代がありました。持ち物はほとんど処分し、写真も処分手前。また、寝室の真上に携帯電話の中継アンテナが建てられたり、本当に辛い時期もありました。安心して帰る家も、拠り所もないというのは、厳しく、国も誰も信用できなくなったおかげで、自殺したくなる人の気持ちが分かりました。でも前を見て生きなくちゃ、と思ったのは、私が守らねばならない子供がいたからです。そして、趣味というか、好きなことがあったのも幾らかポイントだったかもしれません。
なーんて、話が反れましたが、昨日、娘が1人で電車を乗り継いで、スケートに行って帰ってきました。悪天候でバギーが無理なときなど、1人で行くことはこれまでもありましたが、帰ってくるときはいつも夫が車で迎えに行っていたので、初めてなんです。中規模な駅から1人で戻ってくることの難しさは理解してますので、スケートが上達することと同じくらい嬉しかったです。自立と巣立ちの勉強の始まりです。あと10年ちょっとで、巣立つんですから。