柏レイソル10(前半)0
1(後半)2
2浦和レッズ
64分:大谷秀和得点52分:武藤雄樹
84分:ズラタン




ついにJ1開幕。激戦の末、辛くも勝利。4年連続開幕戦勝利。



さて、ようやく今年もJリーグが開幕しました。

今年はいつもより開幕が1週間早く、2月の開幕となりました。

ACLから中二日というかなり過密な日程となったわけで、浦和はメンバーを変えて挑んできました。

遠藤が右のCBとして初先発、そしてスイーパーの位置に槙野が入ります。

おそらく槙野が真ん中に入るのは公式戦では初めてなんじゃないかと思います。

ボランチには柏木が復帰、シャドウの位置には興梠が入り1トップには李が入ります。

前半戦は見逃したので、後半から見ることになりました。

後半序盤は浦和が主導権を握り、チャンスを作っていたと思います。

そして左サイドから宇賀神が中に入り込み、最後は李が押し込みゴール…かと思いきや、柏選手陣の猛抗議により取り消しになってしまいます。

それでも、その後その李が粘ったところから裏へと抜け出しシュート、そのこぼれ球を武藤が押し込み今度こそ正真正銘の先制ゴールとなります。

武藤はACLに続いて、先制ゴールを奪います。

しかしやはり今年の浦和のサッカーはかなりヒヤヒヤする展開が多い。

浦和は今年から高い位置からハイプレッシャーをかけるサッカーに挑戦してますが、かなりリスキーなサッカーだと思います。

するとボールを失ったところから相手の左サイドにキープを許してしまい、そこから失点してしまいました。

ショートカウンターになった時の連携がやはり悪いように思えます。

後ろの守備が手薄なのでこういうシーンが今後増えると思います。

時間が終盤になっていくにつれ、ボールがつながらなくなってくる浦和。

徐々にオープンな試合展開となり、ヒヤリとするシーンが増えます。

しかし、それでもCKのチャンスから最後はズラタンがあわせて勝ち越しに成功。

最後は6分というふざけたロスタイムでしたが、なんとか最後まで耐え抜き開幕戦を勝利しました。

これで4年連続の開幕戦勝利。日立台では実に12年ぶりの勝利となりました。

最近の柏戦はやはりかなり堅い試合展開が多いです。

天皇杯の準決勝もそうでしたけど、ゴールを奪えそうなのに奪えない。

そんな中でも手堅く勝てているとは思えます。

今日は右のCBに入った新加入の遠藤ですが、意外にもかなりフィットしているように思えます。

チームに合流してから1ヶ月弱ですが、守備から攻撃に繋げるようなプレーが目立ちます。

ただし、攻撃の精度はあまり高くないかな。

逆に、柏木や興梠があまりよくなかった。

柏木は毎年スロースターターなので開幕から10節くらいは毎年ダメなんですけど、今年もあまりよくなかった。

ACLではPKでのゴールを奪った興梠も、本日はあまり目立たず。

最後の10分くらいで駒井も出てきましたが、プレー数が少なかったのでまだ何とも言えないですね。長い時間で見てみたいところ。



・選手採点
西川:6
遠藤:6
槙野:6 粘り強い守備は流石だが、ファールが気になる。
森脇:5.5 不慣れな左サイドということもあり、守備の連携が噛み合わず。失点に絡んだ。
関根:6
柏木:5.5
阿部:6 口を塞いででも出場しようとするガッツは◯
宇賀神:5.5 いいプレーもあったものの、それ以外が悪い。彼のところでボールが切れることが多すぎ。
興梠:5.5 堅い柏の守備に苦しみ、持ち前のプレーを見せられず。
武藤:7 ACLに続き、浦和のファーストゴールを奪った。決勝点もアシスト。
李:6 ゴールこそなかったが、体を張ったプレーで先制点に絡んだ。
ズラタン:6.5 持ち前の強さと高さで、決勝点を奪った。
那須:6 やはりあまりボランチではいいイメージがない。
駒井:採点なし

・個人的MOM:武藤雄樹