はれうさぎ です
(SUZURI も遊びにきてね )
イザナギ・イザナミの子 でありながら棄てられた謎の神「ヒルコ(水蛭子・蛭子・蛭児)」についてまとめました。
いつもありがとうございます
※ 当ブログは、脳ミソ がポンコツ な私が「自分の為の 備忘録として」を主な目的として書いております。随時、加筆・修正アリ。(作成途中でアップしてしまっているモノもあるかも…?)なんだか いろいろ スミマセン
ヒルコ(水蛭子・蛭子・蛭児)
ヒルコ(水蛭子・蛭子・蛭児)
『古事記』
- イザナギ・イザナミ の 第一子
- 女人先唱(女性から先に声を掛けた)のため、不具の子として生まれた(子として認められない)
メモ:第二子の アワシマも 女人先唱 のため、子の数には入れない
- (不具の子であったため)葦船 に乗せて流した
【補足メモ】
- 古代日本は「母系社会」であった
- 「女人先唱」はそれほど罪深いのか?
- 「女人先唱」は 後々儒教思想 が入ってきてからのことで、もともとの日本の思想ではない…?
メモ:日本に儒教が伝わったのは仏教よりも早く、513年、継体天皇の時代
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『日本書紀』
- イザナギ・イザナミ の 第三子
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【考察いろいろ】
- 始祖神の最初の子が不具になる…という神話は世界的に共通のパターン
メモ:しかし『古事記』では第一子であるが、『日本書紀』では第三子(上記のパターンに当てはまらないのでは?)
メモ:ただし『日本書紀』でも第一子は「生み損ない」となっている(淡路島)←ヒルコではない)
- ヒルメ・ヒルコ ⇒ 昼姫・昼彦 ?
ヒルコの別名
『エビス』
- ヒルコ の 別名として「エビス」がある
- エビス には 「恵比寿・戎・胡」などの表記がある
- 福の神としてのえべっさん
- 海に流されたヒルコ神は 様々な「海からの漂着物=福をもたらすもの=福の神」信仰と集合
『コトシロヌシ』
- 「エビス」と表記される(読まれる)「ヒルコ」は、「蛭子神=ヒルコ系」と「コトシロヌシ=出雲系」がある
- 「えびす様の総本宮」と呼ばれる 島根県の「美保神社」は「コトシロヌシ=出雲系」
- 「えびす宮総本社」と呼ばれる「西宮神社」は「蛭子神=ヒルコ系」
『スクナヒコ』
祀られれている有名な神社
・西宮神社
淡路島
- 淡路島は古来「幽宮(かくりのみや)」と呼ばれて特別な位置づけになっている
- 「幽宮(かくりのみや)」とは、イザナギ神が無くなって「淡路島」に「かくれた」から
- 淡路島には「伊弉諾神宮」が 淡路国一宮 として祀られている
- 「伊弉諾神宮」は 我が国最古の神社のひとつ であり 旧官幣大社
- 官幣大社とは、明治政府の定めた「社格制度・官幣社国幣社」の最上位にあった神社
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