実は6月に入って、間髪入れずに離婚しました。
共有財産は折半。
店舗と家は私が買い取りました。
彼が出て行ったのは私に引き止められると思っていたから。つまり自分の主張が正しくて私に謝らせたかった、自分がいないと困るとすがって欲しかった...わかりすぎるほど思考回路が読めるのだけど、もう取り返しがつかないことを彼はしてしまったから。
悪いのは私だー!と思っている彼が不憫で、弁護士さんを入れたらむしろ慰謝料取れるぐらいのことをこれまでされていたけど、もういいや!と思った。
この仕事は私にとって天職なのです。
だから、きつい状況でもやり通した。
彼がまっすぐに私を思っていてくれた気持ちに嘘はなくて、現在は敵認定されていることに傷つきはするけどもそれを憂いてもしかたない。
でも、そんな彼が不憫だから、せめてまとまった財産を渡した。こちらの意味などわからないだろうし、散財しなければいいけど。
自分の手元にはちょっぴりしか残らなかった。
バカだな私って思うけど、後悔はない。
周りの友人から「男女逆じゃない?」と言われたけど、お金はこれからまた稼げばいい。
私はまた1人になったけれど、不思議と寂しいと思わないのは、本気で自分を支えてくれようとする人たちがいるからで、この年齢になって本気で泣いてくれる友人ができたことは何にも変えられない財産だなーと、幸せだなーと思うのです。
鏡を見るとまだ体も心も憔悴していて本調子じゃないけど、魂が戻った自分がいる。
まずは疲れ果てた身体を休ませよう。
再出発はこれからだ。