感情の起伏が落ち着いている時間と、乱れまくりの瞬間が交互にやってくる。

ふと冷静な自分がよくこんな心理状態で海外まできたもんだな...なんて思う。

どう考えても普通の状態じゃない。

頭は飽和状態なのに出入国、トランジット、タクシーの運転手と値段交渉バトル...意外に実務的なことはできてしまう。

行ってみたかった山にも登って、行ってみたかった観光客のいないローカルな村までも歩いた。

好奇心が強い私はまだ知らない世界を見たかったのだ。

でも、だからこそリトリートが必要だったのか。


1週間一緒に過ごしたヨガメンバーのみんなともお別れで、同じメンバーで過ごすことは2度とない。

みんな国籍もばらばらで偶然アシュラムで時間を共有した優しい人たち。

いつかまたどこかで会えたらいいなぁ。


自分の中で整理出来たのかどうか自信はないけれど、まず夫の発達問題については来月の検査まで様子を見ることにした。

めちゃくちゃな理屈で癇癪を起こす夫に、検査までとても私の精神がもたない!もはや検査などどうでもいいから離婚したい!と旅にでるまでは思っていた。

今回の旅で私自身が身体と精神がコネクト出来たことで、自分の中の怒りのコントロールが出来るようになると、これまで発達障害なんて言葉さえ知らなかった夫にとっては私が発達を疑っていることは天地がひっくり変えるぐらいショックなことだったことだろう。

無自覚であらかじめ知識がなければ、そうだよね。

まぁ、発達障害なのか、回避型パーソナル障害なのか確信は持てないのだけど...

夫が癇癪を起こすのは混乱して怖いからなのだろう。ふだんは本当に穏やかな人だからギャップにびっくりしてしまう...。

検査を受けて、結果が出るまでまだまだ先の話だけれど、この生活も長くないのかもしれないのなら楽しく過ごそうと思う。

検査結果が出て、夫が社会の常識より自分の常識に生きるのなら、私は迷わず別れようと思う。

憎み合って別れるわけじゃない。

それはお互いの価値観がちがうだけ。


今はここまで来れた自分を褒めよう。 

私自身に愛着障害の影響はまだあるのかな。

夫を選んだ時点ですでに影響があるということか。

影響があったとしても、私は自分の過去と一緒に生きていこうと思う。

過去があって今があるのだから、未来はその延長線上に成り立つのだ。


自分を最優先する。


わがままだと言われても、自分を幸せに出来るのは自分しかいないんだ。

過去が不幸だったとしても、今から先はこれから作れる。躊躇うのは少しの感傷があるからだ。

帰国したら、1人で生きていくための絵地図を描こう。

忙しくなるぞー!

1人で運営するならどうすればいいのか?

店の内装はどんな風にかえる?

私と同じようなカサンドラの人たちが集える場所もつくりたいな。

カサンドラカフェとかやる?笑

いつか話した森のイスキアの佐藤初女さん。

人生に行き詰まったときにただ温かい食事でもてなす、そんな場所を作りたいと思う。

形にするまで、私は私の章で考えよう。