自分の足が見える。
地面が見える。
自分の足しか見えなくて、同じ景色ばかり。
下を向いて歩くと、
ため息が溢れる。
肩も落ちてくる。
気持ちもなんだか暗くなる。
何かに気づくのも、自分の事ばかり。
自分の事しか気づかない。
そんな日に嫌気がさして、ふと、上を向いてみた。
すると、色がたくさん入って来た。
光がたくさん入って来た。
上を向いて歩くと、
そこには、青い青い空があった。
ふわふわの雲があった。
上を向いて歩くと、
風が頬を優しく撫でた。
桜が咲いていた。
もう、春なんだ。
季節を感じた。
上を向いて歩くと、
空気もたくさん身体に入って来た。
なんだか楽しい気分になった。
ついつい、下を向くんです。
気になって、嫌になって、上を見れなくなる時があるんです。
でもね、自分しかいない世界なんかつまらない。
誰かのことを考えることは素敵で、楽しい事で。
久しぶりにみた景色は、気持ちよくて。
毎日に追われると何にも見えなくなるんだな。
周りの人のこともみれなくなるんだな。
そんな自分と向き合って。
喋れない国から、早く出よう。
春は、そんな季節なのかもしれない。
さて、ここからだ。
上を向いて歩こう