朝刊よりー
“相馬野馬追い”に関連してーo(^-^)o
国の重要無形民俗文化財『相馬野馬追い』ーのハイライト、神旗争奪戦が２年振りに行われた29日、南相馬市原町の雲雀ケ原祭場地には、25年振りに馬場を駈ける遠藤さん（南相馬市）の姿がありました。
東日本大震災の津波で遠藤さんの長男芳恭さんを亡くし、「供養のために」と出陣を決めました。
「あいつと２人の野馬追いだー」。遺影を胸に馬に跨りました。
「今、野馬追い通りだぞー」。
行列の中で写真に語り掛けました。炎天下の中、塩を舐めての行軍です。
衰えた体に鞭打っての出陣。昔の様に神旗は取れなかったが、芳恭さんになったつもりで挑みかかりました。
あの日「水門を閉めてくる」。を最後に津波の被害にあいました。
遠藤さんは「何とかやりきり、あいつとの約束を果たせた。これからは、くよくよせず、前を向いて歩いていきたい」と話しました。
それぞれの想い。それぞれのドラマ。
二年振りに開催された『相馬野馬追い』は、まさしく、復活する福島ー東北の明日へ向かう大きな力になったと、思うのですーo(^-^)o