宮城県白石市益岡ー『白石城』本丸で“火縄銃”の弾丸とみられる鉛玉1個が発見されました。
関ヶ原の前哨戦ともいわれる1600年の戦いー“白石城攻防戦”で使用された弾丸とみられています。
弾丸の発見は白石市内2例目で、戦いの様子を示す貴重な史料となります。
郷土史を研究している、市内病院の職員さんー9月下旬、白石城本丸南側“未申櫓”跡近くで発見しました。
弾丸は直径1、7㌢、厚さ0、8㌢、重さ12、5㌘でした。以前発見された弾丸と比較した結果、大きさ重さなどの特徴が似ていたためー“白石攻防戦”で使われた弾丸ではないかーと推測されます。
『白石攻防戦』とは伊達藩祖“伊達政宗”が“徳川家康”の命を受け“上杉景勝”の領地だった白石城を攻略した戦いです。
弾丸は、扁平に変形し、本丸内で発見されている事から、伊達勢が城を守る上杉勢に向けて発射した物と考えられています。
鑑定した市教委学芸員によると「白石城で鉄砲を使った戦いは“白石攻防戦”以外に記録がない為、その時の鉄砲玉である可能性が非常に高く、貴重な発見だー」と語りました。発見された弾丸は将来、市へ寄贈される見こみです。
身近で、数々の貴重な発見があり、それが記事になる度に、歴史好きな私としてはー「とりあえず白石に行ってそれから仙台城祉へー」などと“勝手気ままに歴史を見に行こうツアー”なるものを計画してしまうのです~(笑)o(^-^)o