こんにちは!
新セット発売直後の忙しい日々を乗り越え、本日はついに!
スタンダードをプレイしました!!
やっと…やっとだ…。
しばらく構築に触れていなかったのでとても嬉しいですね。
カードショップの店員という都合上、最もカードに触れる機会が多いですが、その分新セット発売直後は逆に遊びにくくなることもあるのです。ちょっと寂しい瞬間ですね。
というわけで発売から1週間、考えるだけ考えておいたデッキを持ってやってきました。
『霊気紛争』までの環境では、マルドゥ機体、4Cサヒーリ(もう会えない)を使ってきました。
新カードの追加、そして4Cサヒーリが禁止されたことにより、今まで埋もれていた既存のアーキタイプが日の目を見るかもしれない…。
そう思った私は、圧倒的安定性を持ちながら、トップメタからtier2に落とされてしまったあのデッキを使おうと思ったのです。
そう
BG
どんなに盤面を圧倒しようと、一瞬でコンボされて倒されてしまう。
環境が進んで、サイドボードがコントロールに寄るせいで、有利だったはずの機体にも負かされることが増えていった。
環境が変わったことによりまた戦えるようになったのではと、そう思いました。
でもただのBGだと、新カードがほとんど取れないんですよね。ちょっと困りました。そこで参考にしたデッキリストが
HareruyaWayfinder 『アモンケット』 編まとめ
http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/4113
こちらで紹介されていた熊谷選手作・アブザンミッドレンジです。
このデッキを自分の好みに改造してみました。サイドボードは掲載されていないのでそれっぽくしてみます。
完成したデッキがこちら。
《苦い真理/Painful Truths》愛好家の私としては3色デッキになった瞬間思わず入れてしまいました。
《保護者、リンヴァーラ/Linvala, the Preserver》、《害悪の機械巨人/Noxious Gearhulk》も趣味の部分が大きいです。
いざ、トーナメントへ
1R:黒緑カウンターアグロ
○○
幸先のいいスタート。
除去&除去で序盤をいなし、相手より豊富なアドバンテージカードで盤面を制圧していきます。
1枚だけ差してある《刻み角/Manglehorn》が、《新緑の機械巨人/Verdurous Gearhulk》を葬っていました。この子はやれる。
2R:赤緑t白エネルギーアグロ
×○○
新カード《造反の代弁者、サムト/Samut, Voice of Dissent》、《栄光をもたらすもの/Glorybringer》のおかげで、後半の巻き返しが非常に強力になったようです。
《栄光をもたらすもの/Glorybringer》が2体並んだ時の絶望がすごい。
《豪華の王、ゴンティ/Gonti, Lord of Luxury》、《餌食/To the Slaughter》で《逆毛ハイドラ/Bristling Hydra》を乗り越えなんとか勝利。
3R:バント霊気池
××
元々《霊気池の驚異/Aetherworks Marvel》を後出しで処理するしかないBG系には辛いマッチ。アグロだったら攻め切れるかもしれませんが、私の持ち込んだ重いデッキでは非常につらいものがあります。せめて《精神背信/Transgress the Mind》をサイドに入れていれば…。
面白かったのが2本目。
《豪華の王、ゴンティ/Gonti, Lord of Luxury》で《絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hunger》を追放したところ思いもよらぬロングゲームに。お互いに《排斥/Cast Out》を撃ち合い盤面が混沌としていきます。
そして到達してしまった土地10枚。
まさかウラモグを唱える日が来るとは…。
結局追放除去でウラモグが飛ばされ、そのまま負けてしまいましたが貴重な体験となりました。
4R:《新たな視点/New Perspectives》コンボ
××
晴れる屋@hareruya_mtg
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2017年05月04日 19:07
BMOで話題になったあのデッキに当たりました!しかも相手はあの三原槙仁選手です。(使用アーキタイプ掲載の許可いただきました。ありがとうございます)
完全に分からん殺しをされたような感じです。ハンデスの仕方やプレイにかなりミスがあったように思います。
《心臓露呈/Lay Bare the Heart》で落とした《新たな視点/New Perspectives》を《葬送の影/Shadow of the Grave》で拾われた時は完全にやらかしです。
《精神背信/Transgress the Mind》をサイドに入れていれば…。(二回目
このデッキは『アモンケット』により登場した完全新作アーキタイプですね。こういうデッキに当たれたのはいい経験です。
5R:ジャンドカウンターアグロ
××
除去が全く追いつかずに負け。
《戦争に向かう者、オリヴィア/Olivia, Mobilized for War》によって攻撃スピードが跳ね上がっています。
サイドボードをかなり重くしているので、もっと軽量除去を入れておきたかった、というのが今回の反省点。
白が入っているので、《神聖な協力/Blessed Alliance》や《鑽火の輝き/Immolating Glare》などが使えるかもしれませんね。
以上2-3で終了。
構築で負け越しというのもかなり久しぶりです。
環境序盤がやっぱり苦手なんですね…。
ちょっと今回のポイントをまとめます。
・《心臓露呈/Lay Bare the Heart》より《精神背信/Transgress the Mind》の方が強い。
・《刻み角/Manglehorn》は全く当たらないデッキが少なくて便利。《ウルヴェンワルド横断/Traverse the Ulvenwald》があるから1枚差ししておく価値がある。
・《賞罰の天使/Angel of Sanctions》は相手に処理を強いるためやはり強力。使いまわしが効くのもアドアドしい。
・サイドボードは軽くしよう。
機体と当たらなかったのが残念でしたが、得るものは大きかったですね。今後は平日大会に出る回数も増やしていきたいところです。
そして来週はマジック最大のイベント、プロツアー『アモンケット』開催です。プロ達が魅せる新セットの戦いの舞台、是非ご覧になってくださいね。Hareruya Prosメンバーもたくさん参加しますので応援よろしくお願いします。
次回更新はプロツアーの前か後かわかりませんが、またスタンダードに触れられたらと思っていますので待っていてくださいね。
では今回はちょっと長くなってしまいましたが読んでいただきありがとうございました。
デッキについての改善案や聞きたいことなどありましたら店頭やTwitterで話しかけてみてくださいね。
それではまた。
アリーヴェデルチ!