本校にも時々おばけが登校して来るらしく
つい先日、事務室の先生が倉庫で作業中
背後から足音が近づいてきたので、驚かしてやろうと思って
「わっっ」 と振り返ったら誰もいなかったそうです
本校が他校と違うところは、私が思うに
「後ろを振り返ったら、参与がいる方が怖いと思う」
・・・とご本人に、怯え怯え申し上げましたら
「ま~~~~っっ」 って、ハグしてくださいました
冗談さておき、ここからが本題 ^^;
毎日のように報道される痛ましい事件に
教育界に身をおく者の端くれとして
「どうして!?」
事件の背景に何があるのか
加害者はどういう生い立ちなのか
加害者の心に何が起きたのか
考えずにはいられません
本校では、最近の取り組みとして
参与が全校生徒に「性教育」を行うようになりました
りっしんべんは「心」のこと
「性」とは、「生きる心」と書きます
「性教育」とは命の大切さを教えるもの
「この世に生を受けて
生まれてきてくれてありがとうと言う母と
生んでくれてありがとうと言う子供
それが大切な命の原点なのですね」
と、子供たちに、そして時には保護者にも
優しく語りかける参与の「性教育」が本になりました。
「岡山いのちの電話」相談員として
岡山家庭裁判所家事調停委員として
すこやか育児テレホン相談員として
数え切れない人々の
生きる辛さや、苦しさ、悲しさと
向き合ってきた参与だからこそ伝えられること

時に厳しく、おばけより怖い参与は
生まれてきて、今あることに感謝の気持ちを持つことを教えてくれる
みんなの 「お母さん」 なのだと思います。