僕、タバコ吸います。
あまり外ではタバコを吸わないのですが、吸いたい時には喫煙所を利用します。
それが喫煙者のマナー。
吸いたくなって駅の喫煙所に行ったんですね。
そしたら先客のおじさんが一人。
喫煙所という場所は独特の雰囲気で、あまり居心地のいい所ではありません。
(喫煙所に入った事のない方は、エレベーターの中を想像してください。)
喫煙所でおじさんと二人っきり。
非常に気まずい・・・
しかも、いつも以上に居心地が悪い・・・
だって、このおじさん、
めっちゃパン食べてるんですよ。
クリームパン!
しかも、すごい無表情で。
一点をずっと凝視し、飲物も飲まず、ひたすらクリームパンをむさぼってるんです。
わざわざ喫煙所でパン食べなくてもねぇ。
タバコ吸いにくいったらありゃしないよ。
でもまぁ、一服する前にパンを食べてるんだろうな?と思って、出来るだけおじさんを気にしないようにしてましたが、やっぱり気になります。
そこで、おじさんがパンを食べ終わるまでは、あまりプカプカしないようにと、気を遣って喫煙。
それが大人のマナー。
ようやく、おじさんがパンを食べ終り、ポッケをゴソゴソし始めたので、
どんな銘柄のタバコが出てくるかと思って見てたら、ポッケから出てきたの、
また、パンですよ!
今度はあんパン。
おじさん、2個目突入。
また無表情で黙々とパンをむさぼってます。
ただでさえタバコを吸う場所も少なくなり、喫煙者として肩身の狭い思いをしてるのに、喫煙者の聖域であるこの喫煙所で、そんなにパンを食べられると迷惑です。
これはおじさんとの戦いです。
僕も負けじと2本目に突入。
今度は遠慮なしにプカプカして、おじさんにアピール。
かなりプレッシャーをかけたつもりなんですが、おじさん全然平気のへっちゃらざんまい。
なんなら「えっ?ここパン食べるとこですけど、何か?」みたいな顔してるし。
あんたにゃ、負けたよ。
たーんとパンを召し上がれ。
僕は吸いかけのタバコを消し、おじさんに一礼し、
自分には「ここは喫パン所。」と言い聞かせて、静かに喫煙所を後にしました。
それが僕なりのマナー。
ふり返ったら、おじさん3つ目を食べようとしてました。
←おじさん、すげ~な!
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