頑張り屋さんが陥りがちな頑張りループ。




頑張り屋さんに対してよく周りは気を遣って




「休んでね」とか「ゆっくりして」




という。




しかし残念なことに、




そもそも頑張り屋さんの脳内には




「休む」とか「ゆっくりする」ような言葉は辞書にないのである。



なので、本人はいたって頑張ってるつもりなんてないし、ゆっくりしてるつもりだし休んでるつもりなのだ。




それ、休んでませんからーーー



と盛大につっこんでさしあげたい頑張り屋さんが周りにも何人かいる。




でもね、そんな頑張りを続けていると心か体に支障が出てくる。




そこでやっと気づく。




私頑張りすぎてた。



大体アラフォーがそのタイミングだったりすることが多い印象。




もう無理がきかない歳。だって40って初老よ???





ま、私の話なんだけどね、コレ。




私の場合は主に心にきました。




1年間鬱で寝込みました。




あの1年間は本当に辛かった。



毎日同じ天井を見上げては死ぬことばかり考えていた。




それまでの自分は頑張ることがアイデンティティだった。仕事でも育児でも向上心高く持ってやってる自分が好きだった。




頑張ってないと生きてちゃいけないような、そんな焦燥感を持って生きていた。





結果鬱。



ダメだよぉ〜




頑張るの先に待っているのは心か体を壊すだけ。




頑張るは破壊行為。





さて、頑張るの危険性を十分に知った筆者は頑張らないで生きようと心に誓ったのであるが。




そもそも頑張らないがわからない。




嘘みたいに聞こえるかもしれないけれど、



頑張るのがあまりにも当たり前すぎて、



普通にやってるつもりでもそれは頑張るになってしまうのだ。



あれ?何もしてないのになんでこんな疲れてるんだ??



そんな疑問が頭をもたげる。



そんな日々。



頑張るが身にしみてしまった頑張る星人にとって頑張らないと頑張らないでいられないのだ。




つまり頑張って頑張らないをやるのだ。




私は今頑張ってないぞ。手を抜いているぞ。




そうだ、楽をしている。今私は楽をしている!!!




いちいちこうして意識することにより、




最近はだいぶナチュラルに頑張らないができるようになってきた。




大変な時は誰かに頼ればいいし、

(私は幸いにも実家が近かった)



私が多少頑張らなくても家庭は回るし、



私ってこんな性格だったんだと発見もある。




ほんとは家事嫌いだったんだなぁとか



育児めんどくさかったんだとか



旦那がめちゃくちゃイクメンなのを鬱になってから知った。もはや私よりママ←



仕事は好きだけどリーダー的な立ち位置は向いてなかったんだなぁとか





とにかく最近はゆるく生きている。




鬱もほぼ完治しているし、頑張らないってサイコー。