みなさんこんにちは!
スー子です。
初めましての方はこちらからどうぞ
土日の夜、ハウスメイトがお勧めしてくれたNetflixのシリーズ『全裸監督』を観ました。2日でシーズン1(8エピソード)をペロリと全て観てしまった!
普段余程の動機がない限り、Netflixは観ないスー子です。なぜなら常に読みたい本があるから。後、就寝時間が来ても観続けてしまうから。。。
でもこの作品は、本当に観て良かった。
わたしにとってかなりツボな作品でした。
舞台となった80年代、わたしが生まれた北海道を舞台に物語は始まる。3話目からは東京、新宿歌舞伎町へ。
1982年生まれのわたしはバブル絶頂期の日本を知らないけど、その華々しい時代に生まれた、日本が世界に誇るアダルトビデオ業界の起源からどんな風に時代を築き上げていったかを、この素晴らしい映像作品で知れたことがとても嬉しい。
スー子は80年代のバイブスがとても好き。
(ここからは若干ネタバレになるので、今から見ようと思っている人は見ないほうがいいかも。。。)
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この作品では、登場人物の個性が際立つ俳優の演技がとても素晴らしい。
その中でも実在のわきげ女優、黒木香役を演じた森田望智(もりたみさと)の初めてのAV撮影シーン、監督との本番撮影濡れ場シーンに全身鳥肌が立った。
神がかるという表現がぴったりくるようなシーンだった。
厳格な母のもとで、”本来の自分の姿 - 性に奔放な自分”を押し込めていた女子大生恵美が、全裸監督と出会い”性の開拓者”へと変貌を遂げていく。
日本で育った私たちは、まともな性教育を受けないまま大人になる。
もし日本の性に対する風潮が
もう少しオープンであったならば
日本のアダルト作品の内容は違っていたかも知れない。
シーズン1最後のエピソードでの、黒木香のセリフが印象的だった。
日本では、女性から(SEX)を求めてはいけない風潮があり、それこそが問題である。というものだ。
そして、日本のアダルト作品を網羅する、禁忌(タブー)というコンセプトこそが、日本の高度経済成長を支えたアダルト業界の原動力だっのではないかと考える。
日本のエロは
日本が世界に誇る宝
の一つだと改めて思った、スー子です。
みなさんも興味があれば是非みてみてください!