彼は


快楽の律動を加速させ


感極まり


わたしの耳元に


言葉を落とす


「君の中で果てたい」


その瞬間


わたしは


自分が女であるという事実に満たされて


無常の幸福感に包まれるのだ


今この瞬間だけ


わたしと彼しか存在しない世界で


一筋の涙が


わたしの頬をつたい


流れ落ちたことに


彼は気づいていない





こんにちは


いつもエッチな妄想が止まらない


自己承認欲求強めのスー子です。




自己承認欲求とは


「他者から認められたい、自分を価値ある存在として認めたい」という欲求であり、「尊敬・自尊の欲求」とも呼ばれる。



セック スという行為で


自分が、



女として

男として

またはその他のジェンダーとして



性の対象と見られる事で

自己承認欲求を満たす


という事を自覚している人は結構いるのではないかなと思います。



この欲求は



人生において

目標達成のための

活気や活力をもたらせてくれる反面


強すぎることにより

劣等感や無力感を引き起こし


人生を破壊してしまう可能性もはらんでいる



女のわたしは


女として認められたいと


考え初めたのは


いったいいつからだろう?


ハタチくらいまでは


セック スに対する

ただただ純粋な興味と好奇心だけだった



わたしは


21歳の時


初めて不倫した


その相手の男性を振り向かせるため


女として


認められたくて


わたしだけを見て欲しくて


気がついたら


セック スに


自己承認欲求を満たす事を

自覚し始めた気がする


ああ、あの時の不倫経験が


37歳になったわたしが

セック スに求める価値に


大きな影響を与えたんだ


その後わたしは


結婚して


セック スと自己承認欲求は


一度、切り離された


愛しい人との愛溢れる生活の中では


自己承認欲求は満たされていた


離婚して


シングルのわたしはまた


セック スで自己承認欲求を満たそうとしている


たったひとつの


リアルな愛が見つかるまで


この探究の旅は終わらない