ちょっと…
かなり…
重い内容なので
苦手な方は読まないで下さい
以前に…
精神科に入院中の患者さんの
退院支援をさせて頂いた事があり
その時には面談室までしか入れず
そのセキュリティに少し驚いたのですが…
今日は病状が悪化して
入院された利用者様の面会に行きました
精神科の病室に入るのは初めてで
新しく建て替えられて
綺麗になった部屋の中には
綺麗に畳んだ布団が置いてあるベッドと
小さな床頭台の上に
コップが2つと
歯ブラシが一本…
その他には
床にスリッパがあるだけ
その床に
うつ伏せになって
横たわっていた彼女は
まるで別人のような表情になっていて
おでこには青アザができ
唇は切れて出血していて…
私を誰かと勘違いしたまま
一方的に話し始めました
統合失調症という病気と
50年間を共にしてきた彼女は
心を50年前に置いて来たまま
月日を重ねて来たように感じます
あの時死んでいればよかった
生まれて来たのが間違いだった
不潔な場所で
不潔な物を食べて
醜い姿の自分は
生きる価値がない
ベッドを汚すからと
布団の上に座るのも拒む彼女
あぁ…
だから床に寝ていたんだと
横になった形跡のない
綺麗なベッドを見て悲しくなりました
こんな所には居たくない
田舎に帰って
お茶を飲みながら
のんびり草取りをして過ごしたい
私にはそんな生活が合ってる
自分でもどうしたらいいのか分からない
…と言う彼女に
私はどうする事もできなくて
できれば
彼女を連れ出して
綺麗な空と草花が広がる景色の下で
一緒にのんびりと草取りしながら
彼女の話を「うん、うん」って聞けたら
いいのになぁ〜と思いました
あんな何もない病室で
何もせず
ただ時間が流れて…
薬とカウンセリングで
本当に治療ができるんだろうか?
私には
その辺の知識が全くないので
専門的な事は全然分かりません
でも…
彼女に自分を重ねて考えると
途方にくれる程の
先の見えない大きな不安だけが
心に押し寄せて来ます
それでも彼女は
あの場所で
自分と戦わなければ
ならないんだろうな…
笑顔の素敵な彼女が
早く戻って来てくれます様に
病院の職員さん
若い方々なのにとても頼もしくて
本当に頭が下がります
自分の無力さに凹みます…