長年に渡り関わらせて頂いた利用者のHさんが、今朝早くに永眠されました。
昨日から熱発し、主治医の往診を受け、今日の午後入院の予定でした。
きっと、最後の場所を自宅に選んだろうなぁ。
去年の10月に退院し年を越すのは難しいと思っていたけど、今年の桜も見ることができて、ご家族もスタッフも納得のいく最後だったと思います。
介護をされていた娘さんは実子ではなく、障害を持つ子どもさんを抱えながら、育ての両親をご自宅で最後まで介護されました。
いつも明るくて、細かいことは気にせず、ちょっと適当なところもあって…(笑)
あんな風に私もなりたいといつも思います。
訪問に行かせて頂く時、最近ではご家族が出入りする裏口から、私もまるで家族のように入って行かせて頂いていました。
実家に帰るような…とてもホッとする雰囲気のお宅で、Hさんを連れて帰るときには「ただいま~~♪」って、自分が帰ったような気分になるのです。
もうお伺いすることは無くなるけど、利用者さんとご家族に沢山の事を学ばせて頂き、本当に感謝しています。
Hさんとの事でとても印象に残っている会話があって、2年程前にまだご自分で何とか歩行されていた頃、排泄介助の際に足が痛いと訴えるHさんに私が「もう少しだから頑張って!」と言うと「もうええ!頑張らんわ!これ以上何を頑張るんで!」と怒られちゃったのです。
頑張れって言葉は震災以降使っちゃダメなような雰囲気があって、私はそれはちょっと違うと思ってたんだけど、Hさんは本当にもうこれ以上頑張れなかったんだろうな…。
その日から、私はHさんに頑張れという声かけをするのを止めました。
でも、本当に頑張ったよ!最近では、もう頑張らなくてもいいんじゃないの?って思うくらい…。
Hさんの可愛い笑顔が大好きでした。どうか、安らかにお眠りください。
一緒に過ごした日々はこれからも忘れず皆と語り継いでいきます。