6月11日は「梅酒の日」。暦の上で梅雨入りする時期に設定された雑節「入梅(にゅうばい)」にあたるこの日に梅酒のトップメーカーであるチョーヤ株式会社が制定しました。(詳しくは前回の梅酒の日をご参考ください)
夏の風物詩ともいえる梅酒は暑い夏にぴったりのお酒です。梅酒は、梅干しとアルコールを使って、自宅で手軽に作ることができます。今回は、梅酒ができるまでの工程を詳しく解説します。

 

梅酒の分類は?

 
お酒にはビールや清酒、果実酒や焼酎などさまざまな品目が存在します。そのなかで梅酒は、酒税法でリキュールに分類されます。リキュールは蒸留酒や醸造酒に果実や花、香草、薬草などの香り成分を溶かしこんでつくるお酒のことで、甘くて飲みやすいものから、料理に用いることができるものまで多種多様なリキュールが存在します。

梅酒ができあがるまで

 
実は、ご家庭でも比較的簡単につくることができる梅酒。用意する材料も多くないためありませんので、興味のある方は自分だけのオリジナル梅酒をつくってみてはいかがでしょうか。


1 材料

梅酒をつくるために必要な材料は比較的少なく、ご家庭でも簡単に作ることができます。そんな梅酒づくりに必要な材料は以下のとおりです。
青梅・・・1kg
氷砂糖・・・500g(※甘い飲物で割る場合の分量。そうでない場合は800gまで足しても問題ありません)
焼酎(ホワイトリカー)・・・1.8リットル
密閉式の広口瓶・・・3~5リットル
2kgの梅を用意したとしても瓶を2つに分けることをおすすめします。
また、氷砂糖以外でも代用は可能です。氷砂糖を使用する理由は溶けにくいためです。黒糖やはちみつでも問題ありませんが分量の調整が必要ですのでまずは氷砂糖から作ってみるのがおすすめです。
また、青梅は常温で2日程度経過すると熟してきます。そのため、青梅を手に入れたらすぐに漬けるよう気を付けてください。

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注意 漬け込むお酒はアルコール度数20%以上のものでおこなってください
 
酒税法では、アルコール度数20%未満のお酒で作ってしまうと違法となってしまうため、用意するお酒のアルコール度数をお確かめのうえ、おつくりください。
 

2 消毒・洗浄

梅酒の器となる瓶が雑菌だらけではカビや雑菌が発生・繁殖する可能性があるため、まずは瓶の煮沸消毒を行います。瓶に熱湯を注ぎ全体に行き渡るように回します。あらかじめ60~70℃のお湯を入れてから行うと、破損の心配をより減らせるでしょう。蓋も同様に煮沸消毒を行います。その後、綺麗な布でふき取り、口を下にして乾燥させます。

3 青梅を洗う

梅の表面についた汚れを落とすために、青梅を水で洗います。スポンジなどは使用せず、ボウルに入れて流水で手洗いしてください。その後、ザルなどで水を切ります。大きな傷があるものや傷んでいる梅がある場合は、この段階で取り除いてください。
果実が固い梅でつくる場合は、あく抜きを行うといいでしょう。ボウルに梅を入れ水で浸し、2~4時間漬けおきすればあく抜きできます。

4 青梅の水をふき取り、ヘタを取る

梅酒は仕込みから実際に飲めるようになるまで時間がかかるほか、長期保存に適した状態にするために水をしっかり拭き、カビなどの雑菌の繁殖を防ぎます。
また、えぐみをなくすためにヘタも取りましょう。できれば竹串などでヘタの縁をなぞるようにして取り除いてください。ヘタが合った部分は水がたまりやすいため、ヘタの部分も丁寧に拭き上げます。

5 瓶に青梅と氷砂糖を入れる

水気を拭き取った青梅と、氷砂糖を交互に入れます。まずは瓶底に青梅を敷き詰め、その上に氷砂糖を敷き詰めるような手順で行うと上手に漬け込めます。
氷砂糖は溶け出すスピードがゆっくりなため、梅の実の水分が出ていくスピードもゆっくりになります。これにより梅はしわしわにならずに、澄み形を保ったまま漬け込むことが可能になります。
また、氷砂糖は純度が高くゆっくりと溶けていくため、梅の風味を邪魔せず徐々に砂糖の濃度を上げることができます。

6 ホワイトリカーを入れる

ホワイトリカーを全て入れます。一度にすべて入れてしまっても大丈夫です。ホワイトリカーは無味無臭のため、梅の風味を損なわないという理由から梅酒づくりではよく使われます。

7 冷暗所で保管する

温度変化のない涼しいところで保管しましょう。漬け込む時間は6か月〜1年間。琥珀色になるころが飲みごろです。また、軽めの風味がお好みの方は早めに取り出し、深みのある風味がお好みの方は長めに漬け込むといいでしょう。
ヘタや果肉が浮いている場合は、こして漉してお楽しみください。
できあがった梅酒はまずストレートで飲むことをおすすめします。梅本来の味を楽しむことができます。

アレンジ ベースのアルコールを変えてみる

梅酒づくりの楽しみをさらに広げたい方は、ベースのお酒を変えてみるのもおすすめです。
ホワイトリカーの代わりに日本酒を使用すれば、まろやかな味わいに。ブランデーを使用すれば甘みとコクが増し、より深い味わいを楽しめるでしょう。
また、先に述べた通り、使用するお酒はアルコール度数は20%以上のものにするよう注意してください。
甘めの日本酒が好みの方は、氷砂糖の量を増やして漬け込むのがおすすめです。

ハレハレ酒おすすめの梅酒

梅酒にはさまざまな種類がありますが、その中からハレハレ酒おすすめの梅酒をご紹介します。

【オーク樽を感じられる大人風味の梅酒:五代庵 樽仕込み梅酒】

 
熟成させた原酒をオーク樽に詰め替え、じっくり寝かせたあと後、そのままボトリングすることにより程よい苦みと奥深い梅酒の甘さを実現しました。すっきりとした後味が特徴です。

【梅と薔薇の香りのハーモニー:五代庵 薔薇梅酒】

 
高貴な香りを放つ、バラ品種「ロサ・ダマッセナ」を地元の南紀白浜で育て、一番香りを放つと言われている朝に摘んでいます。紀州南高梅の熟れた甘い香りと、バラの芳醇な香りを楽しむことが出来ます。
梅はバラ科の植物なので相性も抜群です。

さいごに

日本の伝統的な酒である梅酒は、梅干しの酸味と砂糖の甘み、そしてアルコールの風味が絶妙に混ざり合った独特の味わいが魅力です。これからやってくる暑い夏にぴったりの梅酒を楽しみながら涼やかにお過ごしください。
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