毎年６月15日は、栃木県民の日。
栃木県は、1873年（明治６年）６月15日に当時の栃木県と宇都宮県が合併して誕生しました。「栃木県民の日」はこの日に由来しており、郷土への理解と関心を深め、県民としての一体感のもと、より豊かなふるさと栃木県を築きあげることを期する日として制定されたそうです。
今回は、そんな栃木県の歴史と風土に触れつつ、ご当地の名産品やお酒をご紹介します。
栃木県の歴史と文化遺産
栃木県は、７世紀半ごろに成立した旧名・下野国（しもつけのくに）がはじまりです。現在の形になったのは明治時代。1871年、当時の明治政府の政策「廃藩置県」により10県が置かれ、その後1873年に宇都宮県を栃木県に併合して、現在の栃木県となりました。
そんな栃木県といえば、江戸時代に建てられた「日光東照宮」が有名です。
日光東照宮
日光東照宮は、江戸幕府の初代将軍・徳川家康が 祀られていることで知られており、東照宮を含む「日光の社寺」は、世界遺産に登録されています。栃木県には、そのほかにも歴史的に重要な文化遺産が多くあります。
下野薬師寺
奈良時代の「下野薬師寺」は、天武天皇が皇后（のちの持統天皇）の病気平癒を祈念し建てられました。その後、かの有名な鑑真によって戒壇（僧侶の守るべき戒律を授ける所）が設置され、奈良の東大寺などと同じく、日本三戒壇の一つとして日本の仏教の隆盛に貢献しました。
足利学校
奈良時代から鎌倉時代に建てられたといわれている「足利学校」は、日本最古の学校として知られています。室町時代には、イエズス会の宣教師フランシスコ・ザビエルにより「日本国中最も大にして、最も有名な坂東(ばんどう/関東地方の意)の大学」と、世界に紹介されました。
栃木県の自然と風土
栃木県は男体山をはじめとした高い山々がそびえ、南には平野が広がる多様な地形を持った地域です。北から南まで雄大な自然と絶景を楽しむことができます。また、春は色とりどりの花が咲き乱れ、夏は那須などが有名な避暑地、秋には紅葉、冬は温泉郷など、１年中自然と風土が活かされた楽しみ方ができる場所です。
このように、豊かな自然に恵まれた栃木県は、四季を通してさまざまな農産物が収穫できる全国有数の農業県。近年では、気候や風土など地域の特色や個性を活かして栽培されているブランド農産物の生産も盛んに行われています。
このように、豊かな自然に恵まれた栃木県は、四季を通してさまざまな農産物が収穫できる全国有数の農業県。近年では、気候や風土など地域の特色や個性を活かして栽培されているブランド農産物の生産も盛んに行われています。
栃木のご当地グルメ
宇都宮餃子
宇都宮餃子の最大の特徴は、具材にあります。白菜などの野菜がたっぷりと使われており、ひき肉やニンニクの量は控えめで、さっぱりとした食べやすさが評価されています。
また、栃木県はギョーザに欠かせない「ニラ」の年間生産量でも常に全国トップの座を争っています。
また、栃木県はギョーザに欠かせない「ニラ」の年間生産量でも常に全国トップの座を争っています。
佐野ラーメン
佐野市を中心に広く愛されているご当地ラーメンの「佐野ラーメン」。佐野ラーメンは、出流原弁天池（いずるはらべんてんいけ）の湧き水を代表とする良質な水で練られた小麦の生地を、青竹で延ばして作る「青竹打ち」の麺が特徴です。この技法で作られた麺は麺はコシがありながらも滑らかな食感を持ち、透明感のある醤油ベースのさっぱりしたスープとの相性も抜群です。このほかにも、佐野ラーメンにはさまざまな食感の麺やしょうゆ味以外のスープもあり、ラーメン店それぞれの創意工夫と切磋琢磨により生まれた、さまざまなおいしさを楽しむことができます。
ゆば
ゆばは、日光と京都地方に伝わる食べ物です。京都では「湯葉」、日光では「湯波」と書きます。そんなゆばの起源は奈良時代までさかのぼり、中国（唐）から帰国した仏教僧たちにより伝わったといわれています。ゆばには良質なたんぱく質やカルシウム、鉄分などが豊富に含まれているうえ、低カロリーで消化も良い食品です。現在では、家庭料理や料亭などでも好んで食されています。わさび醤油やポン酢をつけて食べるほか、味噌汁や鍋などの料理に入れても美味しくいただけます。
ハレハレ酒おすすめの栃木の地酒を紹介
大吟醸 天鷹 三割五分磨 720ml
天鷹酒造がこれまで培ってきた技術の粋と、有機にかける想いを集結させて造り上げた至極の有機日本酒。
気品あふれる穏やかで華やかな香りと、有機米の持つ優しく柔らかい味わいが特徴です。
気品あふれる穏やかで華やかな香りと、有機米の持つ優しく柔らかい味わいが特徴です。
蜂蜜酒250㎖3本セット
～蜂蜜酒～『蜂蜜の優しい甘さとさわやかな香り』
国産はちみつ100％、すっきりとした甘さ清酒酵母を用いて醸し、はちみつの優しい甘さと、果実酒を連想させる、さわやかな香りのミードに仕上げてあります。
～檸檬＆蜂蜜～『レモンの爽やかな苦味と、蜂蜜のほのかな甘さ』
国産はちみつ100％、栃木県産のレモン果汁を使用。レモンの爽やかな苦みと、甘さ控えめのすっきりとした飲み心地です。冷やしてストレートや、炭酸割り、クラッシュアイスに注いでいただくと、おいしく召し上がれます。
～林檎＆蜂蜜～『りんごの香りと、はちみつのほのかな甘さ』
国産はちみつ100％、栃木県産のりんご果汁を使用。ジューシーなりんご果汁と、はちみつの優しい甘さが活きた、爽やかな飲み心地です。冷やしてストレートや炭酸割り、クラッシュアイスに注いでいただくと、おいしく召し上がれます。
さいごに
いかがでしたでしょうか。栃木県は、優れた歴史文化、四季折々の豊かな自然はもちろん、ご当地料理もとても魅力的ですね。訪れたことがない方は、ぜひ旅行してみてください！
ハレハレ酒では、今回紹介したお酒のほかに、おすすめのお酒を多数ご用意しております。
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