ことり  小川洋子著  朝日文庫

はじめましての作家さん
はじめましての出版社

暇つぶしにのぞいた
書店の平台で出会った本

どちらかというと作家さん主体の本選びの私が
帯に目を惹かれて・・・

世の片隅で、小鳥のさえずりに
じっと耳を澄ます兄弟の一生

帯で感じ取った以上に
静かな物語

淡々と続く文章達に
退屈は感じない、暗さも感じない

楽しくもないし、ハラハラ感もない。

ある意味今までに出会ったことのない本かもしれない

何時もの喫茶店でいつものように読み進め
途中で涙が溢れて本を閉じ
急いで買い物、
昼食用にお好み焼きを買って
食べながら読み耽た

途中で物語が眠りに誘ってくれたから
遠慮なく30分だけ目を閉じた

今まで
読書中に眠くなることなんてなかった

この本は特別

この本は不思議

最後まで読みきった途端に
涙が溢れて声を上げて泣きじゃくった

そんなに悲しい本じゃないのに・・

不思議で清々しくて優しい本でした