切れない糸  坂木司著  創元推理文庫

何度目になるでしょうかってくらい・・・
一気に読み終えました

坂木さんの本って
どうして何度も読み返したくなるのでしょう?

答えが少しだけみえたような気がします。

主人公の弱さや普通さ・・・
もう一人の主人公の優しさ、大きさ、もろさ・・・

自分に置き換えることができて
こんな友人がいたらいいなとの憧れ

物語の中の共感してしまう言葉たち

何より
ずるいよ~って思えるようなラストのシーン

最後のページで受けた感覚を
もう一度と思うから
また最初のページを開いてしまう

まんまと作家さんと編集者さんの策略に
”やられた”ってことでしょうか

坂木さんの物語なら
やられっぱなしでもいいや!って感じです。

物語の終りを読み終えて
作家さん自身のあとがきを読む。
次に来るのは読み手の代表の感想のような後書きが来て
大抵の文庫本はおしまいになる。
本の中に居る自分を
現実の中に戻すためにしばらくぼんやりしてその本は本棚に・・・

この流れを裏切った本が・・・



動物園の鳥

もし、この本を読まれるのでしたら
必ず、ちゃんと後書きを読んでください。
それから
文字が無くなるまでページを開いていってください

泣けますよ・・・
感動しますよ・・・
前を向きたくなりますよ・・・

もう一度シリーズの最初の本”青空の卵”から
読みたくなります

私だけかもしれないし、私の勝手な思い込みです・・・

でもどんな本でも最低2回は読んでみることをお勧めします
1度ではわからなかった作家さんの意図が見えてくるものですよ

長々と
スミマセン・・・・