もうずっと前の、今日と同じ日付の日のこと・・・・

憶えている。

景色も、存在も、声も、心の動きさえ・・・

忘れていない。

それは・・・

何もなかった小さな石ころばかりの心の中の

わずかな隙間を通り抜けて

前触れもなく落っこちた。

深く深く沁みわたるように

じんわり落ち続ける。

そうして

隙間だった空洞が

大きな穴になった。

何かで埋めたいとあがいても

決してそれができない大きな穴。

それどころがどんどん底が抜け落ちて

もう元には戻せない。

これはきっと入口

私の終の片恋の入口

ツイノカタコイ

ツイノカタコイ

一人で浸るには

ちょうどいい。