手紙を渡してから…
初めて見るK先輩の顔
(いつ…言われるんだろう
)
そんなことばかり考えている杏子
練習になど身が入るわけもなく…
気づくと
その日のクラブが終了していた。
解散の挨拶とともに
K先輩が
「お疲れ~!」
と言いながら近づいてきた
杏子のドキドキは最高潮に達しようとしていた。
「大分上手くなったな。その調子で頑張れよ!じゃ
」
と言っただけで、その場をいつもと変わることなく去っていった…
杏子はただ呆然としばらくどうすることも出来ずにいた。
その後も何も変わることもなく時がすぎていき
杏子もあきらめ始めていたその時
真実が…
なぜ
K先輩の態度が変わらなかったのか
実は友達のMが
手紙を渡していなかったのだ…
「渡したよ」と言ってしまった手前言い出せず
それだけならまだしも
K先輩になかなか会えないからと先輩の親に手紙を預けたらしく
後々
あの時は
と
語り尽くされていくことになる…
K先輩の親がコーチだったために

こうして
杏子の中2の恋は呆気なく終わる事になる…
中3に
つづく…
